ケアテンプが企業の健康診断業務を軽減する
「健康診断予約サービス」システムを開発
総合人材サービスのテンプスタッフグループで、企業、行政、健康保険組合における健康管理業務をトータルでサポートするケアテンプ(東京都品川区、篠原欣子・代表取締役)では、企業の健康診断業務を軽減する「健康診断予約サービス」システムを開発し、6月1日より本格稼動させます。
これにより、通常、企業が健康診断予約業務をアウトソーシングする場合よりも安価(基本料金と手数料<従業員情報メンテナンスおよび医療機関予約手数料>)になるほか、企業の業務効率および予約が簡便になり、受診率のアップを見込むことができます。また、受診者や医療機関も予約スケジュール、健康診断コースやオプションの把握など、簡便性が高まります。
現在、労働安全衛生法により、事業者は従業員に対し、医師による健康診断を受診させる義務があります。また、50人以上、3000人未満の従業員のいる事業所では、産業医一人の選任が必要となり、労働基準監督署の調査対象になります。(3000人以上の従業員のいる事務所では、産業医二人の選任が必要です。)とくに、高齢化社会による国の医療費負担軽減や、過労死などの事故を未然に防ぐためにも過重労働防止を行政が推進しており、企業は、社員の健康管理と適切な就業環境整備のため、全従業員の健康診断受診を実施しています。
しかし、管理部門のスリム化が進む中、従業員数の多い支店や事業所が全国におよぶ企業では、全従業員の健康診断の手配や受診状況の把握など、従業員の健康診断にかかる業務負荷が非常に高くなっています。健康診断業務は、通常以下2パターンですが、各パターン共、業務が細かい上に作業量が多く、健康管理業務のアウトソーシング化が進んでいます。 このような企業のアウトソーシングニーズを受け、現在、健康管理業務請負実績27社を有する同社では、アウトソーサーとして、業務の効率化を図り企業への費用・手間を軽減するため「健康診断予約サービス」システムの開発にいたりました。
同社の健康管理業務効率の向上と業務にかかる時間・人件費が削減されるため、コストも安価になるとともに、従業員および医療機関の負担も軽減されます。加えて、従業員は、受診希望日/希望医療機関に関する問い合わせ、受診報告などをパソコン上で選択・予約できることで、総務・人事と複数回やりとりする手間が省け、医療機関との調整がスムーズになります。
(ケアテンプ http://www.caretemp.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月31日)