ソフトバンク・ヒューマンキャピタル
大卒の初任給に関する調査を実施
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社(東京都中央区、木崎秀夫・代表取締役社長兼CEO)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は4月16日から4月23日の8日間、この春4年生大学を卒業し、会社員として就職した新社会人にアンケートを実施、計400名(男性184名、女性216名)の有効回答を得ました。
【 アンケート総括 】
◆ 社会人になって変わったのは「時間や期限に対する意識」
今春4年生大学を卒業し、会社員として就職した新社会人400名に対し、社会人になって変わったと思う意識について複数回答形式で尋ねたところ、1位「時間や期限を意識するようになった」62.3%、2位「言葉遣いを意識するようになった」47.3%、3位「お金の使い方を意識するようになった」37.5%、4位「自分の将来設計を意識するようになった」34.3%、5位「周囲に対する気配りを意識するようになった」33.8%という結果になり、社会人としての意識が芽生え始めている様子がうかがえる結果となっています。
◆ 仕事よりプライベートを充実させたいと考える新社会人
今春4年生大学を卒業し、会社員として就職した新社会人400名に対し、仕事とプライベートのどちらを充実させたいかを聞いたところ、全回答者の39.8%が『仕事を充実させたい』(「圧倒的に仕事を充実させたい」4.8%、「仕事を充実させたい」10.0%、「どちらかというと仕事を充実させたい」25.0%)と回答し、反対に『プライベートを充実させたい』(「圧倒的にプライベートを充実させたい」8.0%、「プライベートを充実させたい」17.3%、「どちらかというとプライベートを充実させたい」35.0%)と回答したのは、60.3%という結果となり、『プライベートを充実させたい』という回答者が『仕事を充実させたい』と考える回答者を20.5ポイント上回る結果となりました。昨今、企業の業績悪化などのニュースが絶えず、仕事への期待がなかなか持てないために、プライベートの充実を望むようになっているのではないかと考えられます。
◆ 就職の際に初任給を重視した新社会人 44.6%
新社会人400名に対し、就職する際に「初任給」を重視したかどうかを尋ねたところ、全回答者の44.6%が『重視した』(「重視した」11.8%、「やや重視した」32.8%の合計)と回答しました。反対に『重視しなかった』(「重視しなかった」40.0%、「あまり重視しなかった」15.5%)と回答した新社会人は55.5%という結果となり、約半数の新社会人が「初任給」を重視していることが明らかとなりました。
◆ 大卒の初任給 平均20万700円
次に、額面での初任給はいくらかを聞いたところ、全体平均で20万700円になることがわかりました。大学の種類別では国公立文系の平均初任給が20万4100円(62名)、国公立理系の平均初任給は20万6800円(56名)、私立文系の初任給の平均は19万7400円(202名)、私立理系の初任給の平均は20万2100円(80名)となり、国公立理系の初任給が最も高くなっています。
◆ 初任給の使い道は「貯金する」が64.0%
新社会人400名に対し、初任給の使い道の予定を尋ねたところ(複数回答形式)、最も多かった回答は、昨今の不況の影響からか「貯金する」という回答で64.0%となり、新社会人の堅実ぶりがうかがえる結果となりました。2番目に多かった回答は「両親にプレゼントを購入する・ご馳走する」61.8%、続いて「生活費として使う」57.8%という結果となりました。「自分へのご褒美の費用として使う」との回答は4番目となり34.5%という結果となっています。
【 非正規社員の意識調査 調査概要 】
■ 調査方法: インターネットアンケート
■ 実施期間: 2009年4月16日(木)から4月23日(木)
■ 対象地域: 全国
■ 対象者: この春4年生大学を卒業し、会社員として就職した新社会人(400名)
(イーキャリア調べ)
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ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月27日