セーフティネットが新サービスを開発
『休職者向け復帰サポートサービス』、『職場復帰後フォローサービス』
企業向けメンタルヘルスサービスのセーフティネット(東京都千代田区、山崎敦・代表取締役社長)は、心身症など「こころの病」を理由に長期休職していた社員の円滑な職場復帰をサポートする『休職者向け復帰サポートサービス』(以下 サポートサービス)および『職場復帰後フォローサービス』(以下 フォローサービス)を開発、本年4月20日(月)より企業向け営業を開始します。
昨今、いわゆる鬱(うつ)や心身症などの「こころの病」の発症率は2〜3%程度と言われ、会社員の場合、ほとんどの発症者は職場を離れ、最低3ヵ月から半年程度は治療や休養のために休職します。また休職期間を終えて出社した社員は、就業時間や業務内容などを調整しながら“リハビリ”期間を設けつつ、「周囲の人々の適切な対応」によって早期の職場復帰を目指していきます。
しかし復帰間もない社員に対し、周囲がいかに適切な対応をしたとしてもストレスを避けることは 困難です。「こころの病」の再発率は非常に高く、初発の場合1年以内に約半数が再発し、回を重ねる毎にその確率は高まると言われており、まさに再発抑止のためのサポートの重要性が叫ばれているのです。
サポートサービスは、 職場復帰を控えた社員を対象に、1クラス12人が参加するワークショップ形式による体験学習方式でストレス耐性力の向上を図り、早期職場復帰と再発の抑止を目指します。対象者は1日5時間程度、「集団への親和性の醸成」や「集団活動の中での葛藤を疑似体験する」などのプログラムを週1回、計3回受講します。参加費用は社員1人あたり45,000円。主に複数社の対象社員を一同に集めるケースを想定していますが、ニーズにより1社単独の複数社員に向けても対応してまいります。
また、休職していた社員が職場復帰した際、自身の判断で投薬を中断してしまったり、知らず知らずのうちに無理をしたりする人が多く、これが再発の大きな原因とされています。フォローサービスは、復帰者に対し週1回、1ヵ月通してセーフティネットの産業カウンセラーが約1時間の面談を行います。費用は1人1回10,000円(交通費別途)。復帰したばかりにこそ折れがちな心を、カウンセラーが “添木”の役目となって支え、対象者の円滑な職場復帰を支援します。
セーフティネット http://www.safetynet.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・4月16日