ソフトバンク・ヒューマンキャピタル
【非正規社員の意識調査】を実施
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(東京都中央区、木崎 秀夫・代表取締役社長兼CEO)が運営する、「インターネット」に強い転職サイト『イーキャリアプラス』は2009年2月20日から2月23日の4日間、25歳から39歳の正社員雇用を希望している非正規社員にアンケートを実施、計400名(男性200名、女性200名)の有効回答を得ました。
【 アンケート総括 】
◆ 非正規社員の9割が現状に不安
25歳から39歳の正社員雇用を希望している非正規社員400名に対し、非正規社員であることにどの程度不安を感じているかを聞いたところ(単一回答形式)、約9割(89.1%)の回答者が『不安を感じている』(「不安を感じている」56.8%、「やや不安を感じている32.3%」の合計)と回答しました。
次に、『不安を感じている』と回答した356名に対し、どのような不安を感じているのかを自由回答形式で聞いたところ、「正社員に比べ保障が少ない(20代後半男性)」、「給与が安いので貯蓄ができず、将来に対する備えができない(30代後半男性)」、「契約が満了になると、次の仕事を紹介してもらえるかどうか不安を感じる(30代前半女性)」などの意見が挙がり、多くの非正規社員が現状に不安を感じていることが明らかとなりました。
◆ 正社員として働くにあたってこだわること「賃金」「勤務地」「職種」
次に、正社員で働くとした場合どのような点にこだわるのかを、それぞれの項目(賃金、勤務地、職種、労働時間、業界)に対し単一回答形式で聞いたところ、『こだわりがある』(「こだわりがある」、「ややこだわりがある」の合計)の回答が最も多かったのは、「賃金」(「こだわりがある」28.0%、「ややこだわりがある」56.5%の合計)で84.5%、2番目に多かったのは「勤務地」(「こだわりがある」33.8%、「ややこだわりがある」48.8%の合計)82.6%、「職種」(「こだわりがある」33.3%、「ややこだわりがある」46.0%の合計)79.3%という結果となりました。
◆ 4人に3人が正社員になるために努力
25歳から39歳の正社員雇用を希望している非正規社員400名に対し、正社員として働くにあたって努力していることがあるかどうかを聞いたところ、76.2%の回答者が「正社員になるための努力をしている」と回答しました。さらに、努力していることの内容を聞いたところ(複数回答形式)、1位「(正社員として働くための)情報を収集している」38.8%、2位「資格取得を目指している」32.5%、3位「業界経験を積んでいる」26.0%となり、正社員雇用を希望している非正規社員の多くが、正社員になるために努力をしている実態が明らかとなりました。
◆ 正社員になる際への障壁は「年齢」が65%と圧倒的
また、非正規社員400名に対し、どのようなことが正社員になることの障壁となっているのかを聞いたところ(複数回答形式)、「年齢」という回答が最も多く65.0%という結果になりました。次に多かった回答は「経験がない」という回答で38.5%、3番目は「実績がない」38.0%、4番目「資格がない」33.5%、「採用している人数が少ない」27.0%という結果になり、「年齢」が最も大きなネックとなっていることがわかりました。
◆ 現在の賃金と理想の賃金との差 6万5千円
さらに、現在の月額の賃金と、理想の賃金を聞いたところ、現在の月額の賃金の平均は20万2千円、理想の賃金では26万7千円となり、現在の賃金と理想の賃金には6万5千円の開きがあることが明らかとなりました。
【 非正規社員の意識調査 調査概要 】
調査方法: インターネットアンケート
実施期間: 2009年2月20日(金)〜2月23日(月)
対象地域: 全国
対象者: 男女各200名
回答者属性: 正社員として働きたいと考えている人
(※「イーキャリアプラス」調べ)
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月24日