ニッソーネット、『ホームヘルパー2級講座 通信課題の添削業務受託』
4/1より関東・関西を中心にサービス開始
福祉の人材派遣および育成を行うニッソーネット(大阪市北区、山下謹吾・代表取締役)が運営する介護教室「ほっと倶楽部」は、ホームヘルパー2級講座の受講者急増に伴い、ホームヘルパー2級の通信講座を行っている「介護員養成研修事業所」または、「訪問介護事業所」「専門学校」に対して、通信課題の問題作成・添削業務を受託するサービスを4月1日より開始いたします。また、添削業務以外にも、講師派遣や補講受入れ、講座開講・運営するための総合的なコンサルティングサービスも行っていきます。
■ サービス開始の背景
≪ホームヘルパー2級講座の受講者が急増≫
これまで長らく介護人材の不足が懸念されてきましたが、景気後退に伴い失業した人材が、急速に介護業界に流れ込んでいます。それに伴い、ホームヘルパー2級講座の受講者数も急増しています。ニッソーネットが運営する介護教室「ほっと倶楽部」でも、07年9月〜08年9月(9期目)のホームヘルパー2級の資料請求が自社サイトだけで305名であったのに対し、08年9月〜09年2月(10期目途中)では658名になり、前期に比べ今期はすでに2倍以上となっています。
≪講座を開講する事業所で、添削作業の業務量が増大する可能性≫
受講者増加の傾向を受け、開講を休止していた介護員養成研修事業所や学校が、再度ホームヘルパー2級講座を開講する動きが見え始めています。しかし、通信課題作成・添削をする人材や、講師の確保が難しいなど、安定した講座運営が厳しい状況になることが予測されます。介護教室「ほっと倶楽部」では、関東・関西合わせて6拠点でホームヘルパー2級講座を行っている実績を活かし、いち早く総合的なコンサルティングサービスに着手することで、介護業界へのスムーズな人材供給をサポートしてまいります。
■ サービス概要
◆ サービス名: ホームへルパー2級講座 通信課題添削業務受託
◆ サービス開始: 2009年4月1日(水)〜
◆ サービス対象: 全国の事業所→ホームヘルパー2級の通信課題添削のみ
関東・関西の事業所(ニッソーネットの拠点がある場所)
→下記のすべてのサービス
◆ サービス内容と価格: ホームヘルパー2級に関するサービス
(1)通信課題作成・添削:15,000円/名
(2)講師派遣: 6,000円〜/時間
(3)補講の受入れ: 2,000円/1科目
(4)講座開講・運営のコンサルティング: 応相談
※ 介護福祉士・ケアマネジャー出張受験対策講座等も要望があれば対応していきます。
◆ 目標: 2009年4月〜2010年5月までに売上10,000千円を目指します。
大阪・兵庫・東京・さいまた・神奈川にある介護員養成研修事業所(約500事業所)と訪問介護事業所(約6000事業所)に3月下旬より営業を開始します。
※ 「介護員養成研修事業所」について
都道府県ごとに申請し承認を得ると、ホームヘルパー2級の講座を開講することができます。専門学校、人材派遣会社、高齢者福祉施設など、さまざまな組織が申請をし、養成を行っています。
※ ホームへルパー2級
「介護サービスの入門的資格」といわれ、指定の講習を受ければ試験なしで取得できます。「ほっと倶楽部」では欠席した科目の補講を随時受け入れが可能です。取得後は訪問介護、施設内介護、家族介護など幅広い場での活躍が期待されます。
※ 介護福祉士・ケアマネジャー
試験に合格しないと資格が取得できず、合格率は介護福祉士が約50%、ケアマネジャーが約20%と合格までのハードルが非常に高いため、受験対策が必要になります。さらに、介護福祉士においては2013年の筆記試験より、3年の実務経験に加えて600時間の受講の義務化が決定したので、比較的取得しやすいのは2012年までといえます。
【 介護教室「ほっと倶楽部」の取組みと実績 】
「ほっと倶楽部」では、様々な資格講座やセミナーを開催し、介護の人材育成を行っています。
● 資格講座: ホームヘルパー2級講座、介護職員基礎研修、介護福祉士、ケアマネジャー対策講座など
● 介護セミナー: 認知症の方への対応、リスクマネジメントなど
介護スタッフとして働きながら資格を取得できる、ニッソーネットの「資格取得支援制度」により、毎年1,000名以上の新人介護スタッフを育成し、高齢者福祉施設を中心に派遣・紹介しています。
ニッソーネット http://www.nissonet.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・3月23日