50歳以上の団塊・シニア世代を対象
『株式会社NARP(ナープ)』を設立
総合人材サービスのパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役 グループ代表兼社長)はこのほど、グループのベネフィット・ワンおよび東京電力らとの共同出資により、50歳以上の団塊・シニア世代を対象に生活支援サービス、雇用創出事業などを行う『株式会社NARP(ナープ) 』を設立しました。
日本では少子高齢化が急速に進んでおり、とくに「2007年問題」といわれる、いわゆる団塊世代の大量定年退職など、中高年層をとりまく雇用・生活環境は大きく変化しつつあります。一方で、50歳以上の年代は“アクティブシニア”とも呼ばれる非常に活動的な世代でもあります。しかしながら、長年所属した企業を離れ、セカンドライフをスタートすることに対し不安を覚える人々も多いのが現状です。
そこでパソナと企業の福利厚生のアウトソーシングサービスを手がけるベネフィット・ワン、シニア世代を対象にさまざまなサービスを展開する東京電力の3社が中心となり、団塊・シニア層を対象に、定年後も変わらない福利厚生サービスが受けられるよう、旅行、レジャーから資産運用や法律相談、健康診断などの生活全般のサポートに加え、シニア世代のセカンドキャリアをサポートする再就職、雇用支援サービスも提供する、NARP(ナープ)を設立しました。会員として50歳以上の団塊・シニア世代を組織化し、スケールメリットを活かしながら多様なサポートを受けられる仕組みを構築、5年後には20万人の会員数を目指します。
(NARP準備室(パソナ内)tel:03-6734-1080/同社プレスリリースより抜粋・5月16日)