システム・テクノロジー・アイとアイテックスが
人事・教育システム分野で協業
システム・テクノロジー・アイ(東京都中央区、松岡秀紀・代表取締役社長)とアイテックス(東京都中央区、林孝男・代表取締役社長 http://www.itecs.co.jp/)はこのたび、人事・教育システム分野で協業します。
このたびの協業に基づき、アイテックスのウエブ総合人事管理システム「ePro_St@ff」とシステム・テクノロジー・アイのスキル診断および学習用イントラネット・サーバー「iStudy Enterprise Server」を連携するサービスアダプタをシステム・テクノロジー・アイが開発し、企業の人事システムと社員 教育を総合的に支援します。同サービスアダプタはSOA(Service Oriented Architecture)に対応しており、IBM Web SphereおよびDB2上で稼動します。またアイテックスは「iStudy Enterprise Server」のOEM供給を受け、「ePro_Study」として販売を開始します。
アイテックスの提供する「ePro_St@ff」は、すべての機能をウエブブラウザから利用できる人事・給与・就業管理システムです。また、「iStudy Enterprise Server」は、スキル診断および診断結果に基づいた人材育成計画機能、E-Learning機能を搭載した、国内初の専用イントラネット・サーバーです。両製品の連携により、社員のスキル管理やE-Learningの活用と人事システムがシームレスに連動可能となります。なお、iStudy Enterprise Serverの次期バージョンでは、ユビキタスな学習環境の提供を目的とした携帯電話での学習を可能とするモバイルオプションのリリースを計画しています。
このたびの両社の協業について、日本アイ・ビー・エム ISV&デベロッパー事業推進 事業推進部長 山野 治 氏から次のようにコメントをいただきました。「日本IBMは、両社パッケージのSOA対応を歓迎いたします。日本IBMでは『WebSphere』をはじめとしてSOA対応を支援する強力なミドルウェアを提供するとともに、ビジネスパートナー様へ販売支援、技術支援を行っていきます。今後はさらに多くのISVパッケージがSOAで有機的につながることを期待しています。」
システム・テクノロジー・アイとアイテックスでは、このたびの協業により、新規顧客への両製品導入を目指すほか、すでに両社いずれかの製品を導入している企業に対しても提案を行います。また販売促進活動の第1段として、6月29日に人事担当者を対象とした共同セミナーを開催する予定です。両社では、総合的な人事・教育システムの提供により、企業の人材力向上に貢献していきます。
(システム・テクノロジー・アイ http://www.systech-i.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月16日)