マイコミ新書『 フィンランド教育 成功のメソッド
〜日本人に足りない「実現力」の鍛え方〜 』発売
出版と人材の総合サービス企業、毎日コミュニケーションズ<以下、マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は1月14日(水)より、マイコミ新書『フィンランド教育 成功のメソッド 〜日本人に足りない「実現力」の鍛え方〜』を発売します。
フィンランドは、経済協力開発機構(OECD)が3年に1度実施する「生徒の学習到達度調査(PISA)」で良い成果を残し、最近、その教育手法に注目が集まっています。特に比較的日本が不得意とする読解力分野では、2000年、2003年と連続1位に、直近の調査である2006年には2位にランクインするなど、「世界最高の学力」を誇る国といえます。その高い学力を可能にしているのが「考える力」を養成する教育手法であるフィンランドメソッドであり、日本をはじめ世界中の教育現場やビジネスの現場から注目されています。マイコミでも、フィンランドメソッドにいち早く注目し、2008年1月にイラストや図式を用いた実践型ドリル『フィンランドメソッド実践ドリル』を、同年4月には、実践ドリルとセットで使える解説テキスト『フィンランドメソッド実践テキスト』を発売し、大変好評を得ました。
そしてフィンランドメソッド書籍シリーズ第3弾となる本書では、「日本人のためのフィンランドメソッド」がテーマです。日本の教育と、フィンランドの教育の現状を分析しながら、"フィンランド教育の良いところを日本人にどう活かしたら良いのか"という視点で、日本人のためのフィンランド教育の活かし方を考えていきます。
本書は、夢や目標を実現する力、すなわち「実現力」を鍛えるために効果的な手法を数多く含むフィンランド教育の秘けつを紐解き、この「実現力」の重要性や鍛え方を理論と実践論の両面から解説している自己啓発本です。
具体的には、第一章〜五章でフィンランドメソッドや「実現力」についての概要や考え方を、第六章ではトレーニング例をいくつか紹介し、実際にフィンランドメソッドを体験できる内容になっています。そして最終第七章では、企業や人材開発担当者、若手社員が抱える問題をあげながら、企業でもフィンランドメソッドが注目される背景について紹介しています。
<著者プロフィール>
諸葛正弥(もろくず まさや)
1974年生まれ。日本教育工学会会員・T's skill教育技術研究所代表。学生時代より都内大手進学塾で受験生を送り出し、講師研修のインストラクターも担当。それまで実践してきた授業ノウハウを心理学や人間行動学の側面から理論的に体系化し、2005年には学校教育コンサルタント「T's skill(現:T's skill教育技術研究所)を立ち上げ、学校の教師を対象にした研修講座を主催。2008年1月に発売した「フィンランドメソッド実践ドリル」(毎日コミュニケーションズ)では反響を呼び、多数のテレビ、新聞、雑誌などで取り上げられる。
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毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・1月15日