アルー、35歳以上の管理職300名対象
「リーダーシップに関する意識調査」を実施
この度、若手・中堅層の育成を考えるために、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、彼らを部下・後輩に抱える35歳以上の管理職300名(従業員300名以上の企業、課長クラス以上)を対象に、リーダーシップに関する意識調査を実施しました。
■ 調査結果・概要
35歳以上の管理職に対する意識調査結果から、若手・中堅層のリーダーシップに対する彼らの期待と不安が明らかとなりました。
この結果、管理職のほぼ全員が、4〜7年目の若手・中堅層に対してリーダーシップの発揮を期待していることが明らかとなりました。多くの管理職がその期待を何らかの形で本人に伝えられており、その期待を本人も自覚しているという認識のようです。しかし、中堅・若手層がリーダーシップを発揮していくことについては、過半数が不安に感じているようです。
さらに、何年目ぐらいからリーダーシップの不足を感じ始めるかを調査するため、管理職に自らを振り返ってもらったところ、入社後5年以内との回答が6割以上となりました。このことから、部下・部署を任されるよりも早い段階から、周囲を巻き込んで仕事を推し進めるなどのリーダーシップ力が求められていることがうかがえました。さらに、リーダーシップを発揮していくために重要な要素は「自分の考えを持ち、目標を共有し、信頼関係を築くこと」であり、特に「自分の考えを持つこと」については、若手・中堅層にとって大きな課題として捉えられているようです。その一方で、既に彼らがリーダーシップを発揮するために必要なレベルに達していると思われる要素も多いことから、現状で彼らがリーダーシップを発揮できていない要因が、周囲からの期待と本人の意識のズレを埋めきれていないことによる可能性がうかがえる結果となりました。
今後の企業の将来を考える上で、スキル・経験が培われた団塊世代の大量退職に伴い、これまで成果のみを優先されてきた若手・中堅層に対する期待は大きいのではないでしょうか。彼らに求められているのは、役割ありきのリーダーシップではなく、自分の考えを持って、目標をメンバーと共有し、さらに周囲との信頼関係を築きながら仕事を推し進めていくリーダーシップです。それらを実行できる若手・中堅層を育てていけるかどうかが、企業の明暗を分けるのではないでしょうか。
■ 調査結果・抜粋
結果詳細につきましては、資料請求ページよりお申込みください。
なお、本調査の設問中の「中堅社員」とは、「入社3年以上が経過し、管理職になる前の入社4〜7年目層」として設問の回答を得ました。
◆ 役職に関わらず、中堅社員が現場でリーダーシップを発揮してくれることを期待していますか。
・はい (97.7%)
・いいえ (0.3%)
◆ 今の中堅社員が、部下や部署を引っ張っていくのにあたり、不安を感じていますか。
・とても不安に感じている(8.3%)
・やや不安に感じている(46.0%)
・どちらとも言えない(27.7%)
・あまり不安は感じていない(17.7%)
・まったく不安は感じていない(0.3%)
◆ あなたがリーダーシップを発揮する時に、重要だと思うのは何ですか。
・自分の考えを持つこと(80.0%)
・目標をメンバーと共有すること(76.7%)
・メンバー・関係者との信頼関係を維持すること(70.3%)
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アルー http://www.alue.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・12月10日