ライトワークスとテンダがeラーニングの
企業内情報システム教育で協業体制
eラーニング教材の企画・開発のライトワークス(東京都千代田区、江口夏郎・代表取締役)とeラーニング教材作成ツール販売のテンダ(東京都豊島区、小林謙・代表取締役)はこのほど、eラーニングによる企業内情報システム教育において協業体制をとることを発表しました。
この協業は、企業内ネットワーク上に仮想のトレーニング環境を構築するとともに、自社固有の業務手順、情報システム運用ノウハウをeラーニング教材として提供することで、情報システムやソフトウェア導入時のユーザートレーニングを効率的かつ低コストで実現することを目的としています。
従来のマニュアルや集合研修を主体としたトレーニングは、マニュアル作成や研修に多くの時間を要し、機会損失が多い割にはその効果が必ずしも高いとは言えず、システム導入期の生産性低下、システム投資のROI低下の要因となっていました。両社の協業による以下のソリューションを活用することで、学習効果が高く継続的に活用可能なeラーニング教材をスピーディに作成できると同時に、eラーニング環境を活用し、即座にトレーニングを実施、管理することができます。
(1)シミュレーション型教材作成ツールSoftSimulator
テンダのeラーニング教材作成ツールである『SoftSimulator』(http://www.softsimulator.jp)は、国内の大手企業をはじめ、業種・業態を問わずすでに170社以上に導入されていて、シミュレーション(疑似体験)による業務ノウハウの継承、システム操作技能の定着で高い評価を得ています。シミュレーション教材は、ビデオ教材や、集合研修など、従来型の手法と比較した場合、2〜15倍知識の定着率が高いと言われています。
(2)学習管理システムLearning Drive
ライトワークスが提供する『Learning Drive』により、情報システム教育に関する研修計画の立案、研修受講履歴管理、ユーザーからの問い合わせ対応業務の一元化を実現します。SoftSimulatorで作成したeラーニング教材はそのままLearning Driveに搭載して利用することができます。
(3)情報システム教育コンサルティング
Instructional Designに基づいたeラーニング教材作成支援、教育プログラムの開発支援や研修実施計画の作成支援、研修運用支援などを行います。情報システム教育をより効果的に行うための補完教材の開発や提供なども行います。
今後両社は、eラーニングによる企業内情報システム教育の浸透を目指し、ソリューションラインナップの拡大に努め、協力体制を強く進めていきます。
(ライトワークス https://www.light-works.co.jp テンダ http://www.tenda.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月11日)