リクルートスタッフィングが勤怠管理の
派遣スタッフ向けサービスを開始
人材サービス企業のリクルートスタッフィング(東京都千代田区、本原仁志・代表取締役社長)はこのほど、タイム管理シート到着確認音声応答サービス(以下、音声応答サービス)を開始しました。音声応答サービスとは、派遣スタッフがタイム管理シートをFAX送信後、所定の番号へ電話することで、自動音声応答システムにてFAXの着信確認ができるサービスです。
タイム管理シートとは、派遣スタッフの勤怠管理を行う勤務票であり、このシートをもとに給与計算や勤務状況の把握を行っています。派遣スタッフは、月に2回、勤務日数・時間を記入したタイム管理シートと呼ばれる用紙をリクルートスタッフィングへFAX送信します。しかし、FAXしたはずのタイム管理シートが同社へ届いていないという状況が、いくつかの理由から発生していました。(用紙裏面でのFAX送信、FAX番号のプッシュミス、通信トラブルなど) また、派遣スタッフからの電話での到着確認については、処理量や処理工程上、調べるまでに時間を要していました。
今回のこの音声応答サービスは、タイム管理シート処理をするFAX-OCRシステム(手書文字自動認識システム)との連動により実現しました。この音声応答サービスの開始により、派遣スタッフは、これまで困難だったFAXしたタイム管理シートが派遣元であるリクルートスタッフィングへ無事到着しているかどうかの確認を約15分後に可能となります。このことにより、派遣スタッフは、タイム管理シートが届いていないという同社からの連絡がなくなり、負担が軽減されるという利点があります。
同社は、今回の新サービス導入を含め、Windows Excel・Word・PowerPoint・Accessの操作を電話でサポートするOAレスキューや、資格取得支援を始めとしたさまざまなスキルアップ研修など、派遣スタッフへのサービスをより一層充実させることで、今後とも派遣スタッフの満足度の向上を目指したサービス展開を図っていきます。
(リクルートスタッフィング http://www.r-staffing.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月11日)