NTTデータ経営研究所
「IT人材のプロフェッショナル意識調査2008」
NTTデータ経営研究所(東京都渋谷区、佐々木崇・代表取締役社長)は、NTTレゾナントが提供する「gooリサーチ」登録モニターを対象に、このたび「IT人材のプロフェッショナル意識調査2008」を実施しました。
社会におけるITの重要性が高まる中で、IT人材には深く幅広い能力が求められています。労働市場からのIT人材の確保も容易ではなくなりつつある中、「人材の流出防止」や「能力の開発・活用」への取り組みが、重要かつ喫緊の課題となっています。
人材が競争優位の源泉であるIT企業にとって、重要性がますます高まる「人材マネジメント」の方向性を探るべく、「転職志向」「ポテンシャル」「スキルシフト」の視点からIT人材の意識を調査しています。 (当社、経営研レポート「 IT人材マネジメント、3つの提言 」※ も併せてご参照ください)
【 主要調査結果 】
〜 6割以上の人材が 「今の職場・仕事では、将来、さらなる能力を発揮できない」、
5割近くの人材が 「会社は社員の能力活用に努めていない」 と回答 〜
1. 転職志向
◆ 現在「転職を考えている」人材は4割以上。「評価上位者」に限っても4割以上
◆ 「転職を考えている」人材の5割近くは、「仕事へのモチベーションが高い」
◆ なお、「仕事へのモチベーションが低い」人材は5割近く。「30歳未満」は5割以上
2. ポテンシャル“成長の伸びしろ”
◆ 「今の職場・仕事のままでは、将来、さらなる能力を発揮できない」人材は6割以上
◆ 「会社は社員の能力活用に努めていない」と感じている人材は5割近く
◆ 「能力活用に努めていない」企業の7割以上は、「近年、業績が向上していない」
3. スキルシフト “変化への対応”
◆ 「会社は社員に対して必要スキルを明示できていない」と感じている人材は5割以上
◆ 「必要スキルを明示できていない」企業の7割近くは、「近年業績が向上していない」
■ 調査概要
■ 調査結果
NTTデータ経営研究所 http://www.keieiken.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・11月20日