エス・エム・エスが介護業界専門の
コンサルティング事業を開始
エス・エム・エス(東京都千代田区、諸藤周平・代表取締役)はこのほど、介護業界専門の研修コンサルティング事業『ケアスキル』(http://www.careskill.com/)を開始しました。専任コンサルタントが介護事業者に訪問し、それぞれの介護事業者に適した研修カリキュラムを提案します。
同社はこれまで、『ケア人材バンク』(http://www.carejinzaibank.com/)という名称で、介護業界を専門にケアマネージャーや看護師の人材紹介業を営んできました。現在、ケアマネージャーの人材紹介会社としては、トップシェアを誇ります。2003年7月の事業開始以降、2年弱の期間で、東京、大阪、名古屋、福岡と全国4拠点に展開するまでに成長してきました。
介護保険制度施行後5年が経過し、利用者の見る目が厳しくなっていく中、職員の研修に興味をもつ介護事業者が増えてきています。また、職員の定着率向上を目的として、研修制度に力を入れる介護事業者も増えてきています。同社は人材紹介事業や求人情報事業を通じて、介護事業者の人事担当者から、研修の依頼を受けることが増えてきました。このような状況を受けて、研修コンサルティング事業を本格的に開始することにしました。
ケアスキルでは専任コンサルタントが介護事業者に訪問し、現状の課題を詳しくヒアリングします。ヒアリングした内容をもとに、研修カリキュラムを作成し、研修テーマに最適の講師を派遣します。研修テーマや参加人数、予算など、それぞれの介護事業者のニーズに応じた研修カリキュラムを提案します。研修を受講した職員に対して、定期的にアンケートを実施し、研修内容の定着率を確認します。また、アンケートの結果をもとに、次回の研修について新たな提案を行います。アンケートを通じてアフターフォローを行うことで、やりっぱなしの研修にすることなく、計画的にスキルアップをしていくことが可能になります。
具体的な研修内容としては、介護技術研修や接遇マナー研修、コミュニケーション研修などさまざまなテーマでの研修カリキュラムを提案することが可能です。新規開設の介護施設に必要な、総合的な研修カリキュラムを提案することも可能です。人材紹介事業や求人情報事業での既存取引先を対象に、研修モニター企業を募り、ケアスキルホームページで研修導入事例についての情報提供を行う予定です。また、提携講師の紹介ページを作成し、ホームページに掲載していく予定です。
(エス・エム・エス http://www.carejinzaibank.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月10日)