アルー、入社4〜10年目社員の意識調査を実施
「新人育成に対する現場社員の反応」
この度、’09新人育成を考えるために、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、’08新入社員と業務上関わりのある4〜10年目の会社員310名(男性155名、女性155名)を対象に、新人育成に関する意識調査を実施しました。
【 調査結果 概要 】
’08新入社員と業務上関わりのある4〜10年目社員に対する意識調査結果から、新人育成に対する現場社員の反応が明らかとなりました。この結果、過半数の先輩・上司が、新入社員が一人前になるためには約3年の年月が必要だと考えていることが分かりました。さらに、彼ら・彼女ら自身の経験を振り返り、各年次で身につけておくべきだと考えるものを聞いたところ、 1年目では社会人として、2年目ではプレーヤーとして、3年目ではリーダーとして一人立ちするために必要な、具体的なスキルや意識が明らかとなりました。
また、’08新入社員については、これまでと比較して、マナー・常識の欠如とともに、消極的で大人しいと感じている人が多く、全体の約7割の先輩・上司が何らかの違いを感じていることが分かりました。しかし、具体的な新入社員の育成については、これまでと変えていると回答した人は全体の2割強となりました。さらに、変えた場合にもその効果を感じている人は全体の1割弱に留まり、育成に対する試行錯誤がうかがえる結果となりました。
現場が新入社員の配属時に求めているのは、決して高度なスキルでなく社会人として基本ですが、現状は満足するレベルには達していない企業が多いようです。育成担当者には、新入社員が現場にいち早く貢献するとともに、対外的なトラブルを引き起こすリスクにも備え、配属前の彼らに対する、社会人としての基本徹底が求められているようです。
社員の育成計画を考える際に、現場で求められる社員の成長軌跡と、企業側の育成計画にギャップがないかを見直し、企業全体で取組むことで、より成果につながる育成機会となるのではないでしょうか。
【 調査結果 抜粋 】
※ 結果詳細につきましては、資料請求ページよりお申込みください。
※ 「‘09新入社員 “ゆとり世代”の傾向」も、あわせてご参照ください。
■ あなたの後輩である‘08新入社員についてうかがいます。
彼ら・彼女らが一人前になるには、何年ぐらいが必要だと思いますか。
・ 3年 (51.0%)
・ 平均 3.3年
■ ’08新入社員の育成に関して、何かこれまでと変えたことはありますか。
・ 変えたが、効果が出ていないと思う (15.2%)
・ 変えて、効果が出ていると思う (8.7%)
■ あなた自身がこれまでを振り返って、3年目までに身につけておくべきだと思うものは、どれですか。
・ マナー (94.2%)
・ 仕事の進め方 (93.2%)
・ 社内コミュニケーション (94.2%)
■ リリースの詳細は、こちらをご覧下さい。
アルー http://www.alue.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・10月14日