テンプスタッフ・テクノロジーが
戦略的人材育成システムの構築を開始
テンプスタッフ・テクノロジー (東京都渋谷区、水田正道・代表取締役社長)、日本オラクル(東京都千代田区、新宅正明・代表取締役社長)、スキルスタンダード研究所(東京都千代田区、高橋秀典・代表取締役)の3社は、経済産業省策定「ITスキル標準(以下、ITSS)」を基盤とした人材育成システムの構築を本年5月より開始することを発表します。
ITSSとは経済産業省が2002年12月に策定したIT産業における人材のスキル体系です。11職種38専門分野、7段階のスキルレベルに区分・定義されています。ITSSが策定されて2年が経過し、その重要性は認識されつつも、社内の人事制度や技術者育成への効果的活用については、各企業が試行錯誤する状況が続いています。
テンプスタッフ・テクノロジーは、自社の事業戦略にマッチした人材育成と人材のキャリアパスを効率的に行うことを目指し、ITSSを基盤とした人材育成システムの構築を日本オラクルに依頼しました。テンプスタッフ・テクノロジーの要請を受け、日本オラクルは、技術者の育成を行うオラクルユニバーシティの豊富な経験と実績をベースに、ITSS導入のスペシャリストであるスキルスタンダード研究所と協力し、ITSS導入コンサルティングを実施してシステム構築を推進します。
具体的スケジュールは、5月よりシステム構築を開始し、テンプスタッフ・テクノロジーで必要とされるシステム開発手法の理想的なパターンを機能で表現したファンクション・モデルの策定、目標人材モデルの策定、およびビジネスモデル指標の策定を7月に終え、同社、社内でITSSに沿った人材育成システムを8月より本格稼動する予定です。この様な本格的なITSSを基盤とした戦略的人材育成システムはIT業界でも他に例を見ず、今後の他の企業によるITSS導入の際の模範的なシステムとなることが期待されます。また本システムの導入をもとに、Java開発者やデータベースエンジニアを始め、ウエブシステム開発の技術者育成においても3社で連携していきます。
(テンプスタッフ・テクノロジー http://www.temptech.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・4月26日)