非正社員の短期間の休業を補償
ベネフィット・ワンが新サービス
総合人材サービスを展開するパソナグループで、企業の福利厚生業務のアウトソーシングサービスを行うベネフィット・ワン(東京都新宿区、白石徳生・代表取締役)はこのほど、非正社員向けに短期間の休業を補償する新しい保険商品「ワークライフ」を開発、パソナグループ派遣社員および同社の会員企業の従業員を対象に販売します。 経済環境や労働者の就労意識が変化しつつある状況の中で、非正社員が増加し、現在では約1500万人、全雇用者数の31%を占めています。こうした非正社員は、数カ月から1年程度の雇用契約を継続的に行い、時間給での就労者が多いのが特徴です。 しかし、非正社員を対象にした福利厚生制度や保険サービスは少なく、とくに病気やケガによる数日間の短期休業をサポートする商品は見当たりません。 同社の「ワークライフ」では、補償期間を最長で3カ月にすることで、非正社員の雇用形態に即した補償期間に設定し、非正社員が気軽に加入できるようにしています。また、時間給で働くことが多い非正社員の場合、数日間の休業であっても毎月の収入への影響が大きいことから、1日目までさかのぼって保険金を支給する仕組みになっています。 (ベネフィット・ワン「ワークライフ」事務局Tel:03-5155-4608/同社プレスリリースより抜粋・10月27日) |