ARM、子会社LBMの新サービス
「メンタルヘルス組織診断パック」発売を発表
アドバンテッジ リスク マネジメント(東京都目黒区、鳥越慎二・代表取締役社長 以下、ARM)は本日、子会社である企業向けメンタルヘルス対策サービスを手がけるライフバランスマネジメント(東京都目黒区、渡部卓・代表取締役社長 以下、LBM)が、企業のメンタルヘルス改善に伴う生産性向上およびリスクマネジメント強化によるコンプライアンス遵守の支援を目的として、組織診断・報告会・研修等、組織ストレス状況の現状把握から改善施策実施までに必要なメニューをコンパクトにパッケージ化した『メンタルヘルス組織診断パック』を発売したと発表しました。 価格は70万円(税別)からとなっており、中堅中小企業でも利用しやすく設定されています。今年度末までに30社(5000万円)の受注を計画しております。 1.新サービス開発の背景 労働者のストレスと心の健康問題が深刻化する中、職場のコミュニケーション悪化や成果主義の浸透、過重労働やパワーハラスメント等に起因するメンタル不調や自殺が労災認定されるケースが増え、2007年度には精神疾患による労災申請が脳・心臓疾患の申請数を初めて上回るなど、メンタルヘルス問題は、大企業のみならず中堅中小企業にとっても大きな経営課題となっています。 このような中で、昨今、多くの企業が何らかのメンタルヘルス対応策を検討、導入していますが、従来の従業員個人に対する福利厚生としての対応にとどまらず、客観的な自社の現状分析に基づいて、企業経営の観点から組織的なアプローチによる対策を取ることができている企業は必ずしも多くないのが現状であり、メンタル不全者の発生が減らない、あるいはむしろ増えているという企業も大半を占めています。 こうした企業の危機意識とニーズの高まりを受け、LBMでは、2004年より提供している組織ストレス状況総合診断ツール「MTOP組織診断」で蓄積した膨大なデータとソリューション提供実績をもとに、メンタルヘルス問題の現状把握・課題発見・解決をトータルに支援する新サービス『メンタルヘルス組織診断パック』を開発しました。 2.新サービスの内容 具体的なサービス内容としては、(1)従業員に対するストレスチェックの実施と組織診断レポートの作成、(2)経営層・人事部門への結果報告と具体的な改善施策メニューの提案に加えて、(3)部門長を対象に、組織診断結果をフィードバックしつつ必要なメンタルヘルス教育を浸透させる研修プログラムを、企業規模、業界、業種固有の問題に沿いながら豊富なメニューを用意し提供します。 3.新サービスの主な特徴 『メンタルヘルス組織診断パック』の主な特徴は下記の通りです。 (1)「経営層」をも対象とした支援の提供 従来の組織診断サービスは、メンタルヘルス対策を所管する人事総務・健康管理部門など専門スタッフに対する情報提供が中心でしたが、本サービスでは、経営層に対しても、LBM代表の渡部をはじめとするLBM役員から、企業経営の視点を伴うメンタルヘルス実態の報告と改善施策の提示を行い、組織的な問題改善の促進を支援します。 (2)改善行動につながる「部門長向け研修」の開発・提供 職場のメンタルヘルス問題を改善するためには、現場での現状の理解と具体的な改善行動が必要です。本サービスでは、組織診断レポートの報告を含めた部門長向けのメンタルヘルス研修を実施し、改善に向けて各部門がすぐに実施できる具体的な対策の立案を支援します。 (3)「中堅中小企業」が導入しやすいメニューと価格設定 従来の組織診断サービスは大企業を主な対象としていましたが、本サービスは、従業員数300名以下の中小中堅企業でも利用しやすい内容および価格設定(税別70万円〜)となっています。 ■ 詳細はこちらをご覧下さい。 (アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp /同社プレスリリースより抜粋・9月12日) |