「女性の多様な働き方に関する調査」を実施
ライフイベントとキャリアの両立に悩む72.1%が「サイレント退職※」
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、現在働いている、あるいは過去働いた経験がある女性に対し「女性の多様な働き方に関する調査」を実施しました。その結果、ライフイベント(妊活・出産・育児など)とキャリアプランの両立に不安を抱え退職・転職をした女性のうち、72.1%が上司や人事に十分に相談できないまま“サイレント退職※”に至っていたことが明らかになりました。働く女性が増加するなか、こうした課題に対応するため、『ソフィ 知ることから、はじめる。みんなの妊活研修』を通じ、妊活や出産に関するライフイベントの正しい知識を組織全体で学び合う機会を提供しています。本研修は、ライフイベントとキャリアプランの両立を支援し、安心して働き続けられる社会の実現を目指します。
※ ライフイベント(妊活・出産・育児など)とキャリアプランの両立に不安を抱えながらも、上司や人事へ相談できずに退職すること
■調査結果のまとめ
- およそ4人に3人が“サイレント退職”に該当:72.1%が上司や人事に十分相談できないまま退職・転職に至る。
- 相談の壁:相談できなかった理由の過半数(50.3%)が「上司には言いづらいと感じた」と回答し、職場内での相談の壁が存在。また、「妊活をきっかけに働き方を見直したかったが、相談できる人がいなかった」という職場環境の未整備も課題。
- 根本的な要因:「ライフイベントを踏まえたキャリア設計の考え方や事例を知らなかったため(42.0%)」、「ライフイベントとキャリアプランの両立する方法を知らなかったため(41.4%)」、「ライフイベントとキャリアを両立している身近なロールモデルがいなかったため(34.3%)」が離職を後押し。
- 離職の平均年齢:退職または退職を検討した平均年齢は29.6歳。キャリア形成の重要期と重なる実態が浮き彫りに。
■調査結果
1. 退職・転職経験者のおよそ4人中3人が“サイレント退職”
退職・転職をした際、ライフイベントとキャリアプランの悩みを上司や人事に相談できたかを聞いたところ、「全く相談しなかった(34.3%)」「相談しようと思ったができなかった(37.8%)」と回答した人が計72.1%を占めました。
2. 相談の壁は「上司に言いづらい」「キャリアへの悪影響」という心理的壁と、相談環境の整備
相談できなかった理由として過半数が挙げたのが「上司には言いづらいと感じた(50.3%)」でした。さらに、「家族や友人など、社外の人への相談で十分だと思った(37.0%)」、「キャリアに悪影響があると思った(27.1%)」、「相談できる担当者が不在、分からなかった(22.1%)」という回答も続きます。心理的な壁と相談環境の整備が課題であることが分かりました。
3. 根本的な要因:職場全体における、また働く女性個人の「知識不足」と「ロールモデル不在」
退職・転職を検討した理由として最も多かった回答は「ライフイベント(妊活・出産・育児など)を踏まえたキャリア設計の考え方や事例を知らなかったため(42.0%)」でした。次いで「ライフイベント(妊活・出産・育児など)とキャリアプランの両立方法を知らなかったため(41.4%)」、「ライフイベントとキャリアを両立している身近なロールモデルがいなかったため(34.3%)」と続きました。
また、「妊活をきっかけに働き方を見直したかったが、相談できる人がいなかった」など、相談先の不在や情報不足に関する声が多数寄せられ職場などの組織全体の知識・理解不足の課題も明らかになりました。
4. 退職、または退職を検討した平均年齢は29.6歳
退職または退職を検討したのは25歳~29歳が37.5%と最も多く、次いで30歳~34歳が30.8%と続き、キャリア形成の重要な時期に直面する課題であることが明らかになりました。
■調査結果の考察
本調査により、ライフイベントとキャリアプランの両立に不安を抱えて退職・転職に至った女性の72.1%が、上司や人事に十分に相談できないまま“サイレント退職”に至っていることが明らかになりました。また、その要因として職場の知識・理解不足や相談環境の整備、個人の知識不足やロールモデルの不在が上位を占めました。また、“サイレント退職”を検討した平均年齢は29.6歳で、キャリア形成の重要な時期に直面する課題であることが明らかになりました。さらに、退職・転職、または検討した女性の71.5%が「研修などがあれば退職の判断は変わっていたと思う」と回答し、組織としての知識向上と理解促進の必要性が浮き彫りになりました。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年11月25日~11月26日
調査対象:現在働いている、または過去働いた経験があり、妊活・妊娠・子育て経験のある25~45歳の女性
調査人数:500名
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(ユニ・チャーム株式会社 /1月21日発表・同社プレスリリースより転載)
- 参考になった0
- 共感できる0
- 実践したい0
- 考えさせられる0
- 理解しやすい0
無料会員登録
記事のオススメには『日本の人事部』への会員登録が必要です。