英語力が年収・キャリアに与える影響に関する調査
AI浸透でも「英語力」がキャリアに強い武器に~50代女性で最大1.9倍(+319万円)の年収差、金融関連職の40代は1.5倍(+284万円)の年収差が明らかに~
ビジネス・プロフェッショナル×バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:横川 友樹、以下「当社」)は、同サイト登録者の英語力および企業からのスカウトデータをもとに、英語力が年収・キャリアに与える影響について独自調査を行いました。
【はじめに】
本調査は、外資系・日系グローバル企業での活躍をめざす人材にとって、ビジネス環境における「英語力」の重要性を再確認するきっかけとなる内容です。AIの目覚ましい発達や労働構造の変化など、今後のキャリア形成に不安を抱くビジネスパーソンが増えている中、英語力を武器にした今後のキャリアの可能性を考える上で、有益な指針となることを目指しております。
■調査結果
1. 企業からスカウトを受けた人材の78%以上が英語レベルはビジネス会話以上
Daijob.com登録者で企業からスカウトを受けた人材(日本国籍)は、78%以上が「英語レベルビジネス会話以上」で、男女別にみると女性の割合が63%と多く、年代別では30代の割合が41%と最も多い結果になりました。2025年度の調査対象人数は、2024年度と比べて全体で4,335人増え、グローバル人材のニーズは増加傾向が続いています。
2. 英語力の違いによる年収差は50代の男性が1.3倍(228万円)、50代の女性では1.9倍(319万円)
企業からスカウトを受けた人材の平均年収を比較すると、「英語レベルがビジネス以上」の人材は、平均年収と比較して大幅に高い年収になっていることが明らかになりました。特に、50代の男女において英語力が年収に大きな影響を与えており、女性50代においては1.9倍(319万円差)と、さらに顕著な年収差が見られました。
3. 最終経験職種別の平均年収を英語力別で比較すると「エグゼクティブ/経営」が215万円で1.3倍の年収差
最も平均年収差の金額が大きかった職種は、「エグゼクティブ/経営」で1.3倍(215万円差)でした。最新情報を即座に経営判断に反映できるこのポジションは、企業の競争力を直接左右するため、高い報酬が支払われます。次に大きな差が開いたのは、「金融関連職種」で1.4倍(183万円差)となりました。
4. 最終経験職種別の平均年収を英語力と年代別で比較すると、40代の金融関連職で1.5倍の年収差
最も平均年収差の金額が大きかった職種は、「金融/銀行/証券/投資/保険/その他金融関連職種」の40代で1.5倍(284万円差)でした。これは、AI翻訳が普及した現代においても、「高度な専門知識×直接交渉力」の掛け合わせが市場価値を決定づける要因であることを示しています。
5. 日本は生成AI利用率が低い一方、高年収層は利用率が高い
世帯年収1,000万円以上の層では生成AI利用率が42.1%に達しており、高年収層ほどAIを生産性向上の手段としていち早く取り入れています。「専門性×AI活用×英語力」の掛け合わせが、これからのキャリア形成の重要なポイントとなりそうです。
■調査結果を受けて
ヒューマングローバルタレント株式会社 代表取締役 横川 友樹
本調査結果は、テクノロジーが進化する現代においても、「自らの言葉で交渉できる英語力」が強力なキャリアの武器であり続けることを示しています。そもそも日本の労働人口において、ビジネスレベル以上の英語力を有する“日本人バイリンガル”は10%以下といわれる極めて希少な存在です。この希少性に対し、企業のグローバル展開による需要は拡大し続けており、これが50代や金融専門職に見られる顕著な年収差の要因となっています。希少な「英語力」と「専門性」を掛け合わせられる人材こそが、これからの時代により高い市場価値を発揮します。
【調査概要】
【期間】2024年10月~2025年9月
【機関】ヒューマングローバルタレント株式会社
【対象】Daijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本国籍で20代~50代の登録者
【人数】23,626人(男性・8,660人 女性・14,966人)
【方法】Daijob.com登録者データから抽出
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(ヒューマングローバルタレント株式会社 /1月20日発表・同社プレスリリースより転載)
- 参考になった0
- 共感できる0
- 実践したい0
- 考えさせられる0
- 理解しやすい0
無料会員登録
記事のオススメには『日本の人事部』への会員登録が必要です。