令和6年上半期雇用動向調査結果の概要
~入職率、離職率は低下、入職超過率は縮小~
厚生労働省では、このたび、令和6年上半期「雇用動向調査」の結果を取りまとめましたので、公表します。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、令和6年の1月から6月までの状況について取りまとめたものです。
この調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から15,074事業所を抽出して行い、9,024事業所から有効回答を得ました。なお、回答を得た事業所の入職者39,651人、離職者42,497人についても集計しています。
【調査結果のポイント】
(1)入職率、離職率及び入職超過率
入職率 9.0%(前年同期と比べて0.7ポイント低下)
離職率 8.4%(前年同期と比べて0.3ポイント低下)
入職超過率 0.6ポイント(入職超過)(前年同期と比べて0.4ポイント縮小)
(2)産業別入職率及び離職率
一般労働者 宿泊業,飲食サービス業 入職率12.9% 離職率10.9%
生活関連サービス業,娯楽業 入職率11.6% 離職率9.2%
パートタイム労働者 宿泊業,飲食サービス業 入職率18.3% 離職率17.9%
教育,学習支援業 入職率17.0% 離職率15.6%
(3)転職入職者の賃金変動状況
前職の賃金に比べて「増加」した割合40.0%(前年同期と比べて1.4ポイント上昇)
「減少」した割合28.9%(前年同期と比べて4.3ポイント低下)
【照会先】
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
統計管理官 角井 伸一
室長補佐 北 恭子
雇用第一係
(代表電話)03(5253)1111(内線7621,7616)
(直通電話)03(3595)3145
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 /12月20日日発表・報道発表より転載)