大学生・短大生向けの新サイト
『みんなのキャンパス』がオープン
楽天グループのみんなの就職(東京都港区、伊藤将雄・代表取締役社長)はこのほど、大学生・短大生向け講義くちコミサイト『みんなのキャンパス』(http://daigaku.nikki.ne.jp/)をオープンしました。
今回新たに開設した『みんなのキャンパス』は、全国の大学・短大約900校、合計6万5000件以上の講義評価を交換する日本最大級の講義評価くちコミサイトです。この講義評価サイトの狙いは、学生が自分の適性に合った授業を選択できるようにすること、大学の教育水準の向上の2点です。
これまでは、講義の内容や水準を事前に知ることが難しく、その結果「想像していたテーマと違った」、「概論の講義にも関わらず、重箱の隅をつつく内容ばかりで役立たなかった」など満足度の低下につながったり、逆に本人にふさわしい講義を取り逃すという機会損失が発生していました。
今回、『みんなのキャンパス』が提供する講義評価により、教育サービスを受ける受益者である学生が本人の学習目的や適性にあった講義を主体的に選ぶことで、大学への満足度が向上し、また、大学教授をはじめとする教員には、授業を「教育サービス」として認識してもらい、講義内容の改善につなげてもらおうと考えています。
集まっている講義評価は約6万5000件で、一例として、日本大学で2244件、早稲田大学2089件、東京大学413件、青山学院女子短期大学125件などがあります。内容は、実際の授業の状況や、講義の充実度を5段階で評価した指標などを掲載しています。
少子化による大学全入化や21世紀COE(Center Of Excellence)プログラム導入など、大学再編成時代の到来が叫ばれ、ますます大学間でサービス提供や就職内定率競争の激化が予想される中で、同社は、学生に選ばれるマーケットバリューの高い教育サービスが大学教育機関より提供されるよう、健全な講義情報の還流に貢献していきます。
(楽天 http://www.rakuten.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月13日)