アルー、管理職から見た「自分と部下」発表
〜30代中間管理職意識調査結果〜
この度、管理職と部下の実態を調査するため、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、課長または部長職の30歳〜39歳社会人310名(男性155名、女性155名)を対象に「中間管理職の意識調査」を実施した。 今回の調査結果から、個人として成果を発揮する立場から、組織としての成果を求められる立場となった中間管理職が抱えている、「自分自身」そして「部下」に対する課題が浮き彫りとなった。彼らの管理職としての自己評価は、平均65.3点となり、自分の管理職としてのスキル・成果に対しては、客観的に捉えていることが明らかになった。その一方で、上司と部下とのコミュニケーションについては、不安要素を感じているものの対応できておらず、実際に任せられるような部下は育っていないのが現実のようである。 部下育成においては、上司という立場から部下とのコミュニケーションが求められるようになる中で、上手な叱り方ができず、結局、自分で仕事を抱え、プレイングマネジャーになってしまうなどの傾向が見られた。この点については、過半数が自ら管理職を望まずになってしまったという背景も寄与していると考えられ、職場全体での「人を育てる」風土の醸成を、彼ら自ら率先して行っていく必要があるのではないだろうか。 【 トピック 】 ※詳細結果はこちらの資料をご参照ください。 ■ 自分の管理職としての評価は、100点満点中、何点ですか。 ・平均65.3点 ■ 管理職になる前から「なりたい」と思っていましたか。 ・思っていた(47.1%) ・思っていなかった(52.9%) ■ 管理職としての自分の強みは何ですか。項目の中から3位までお選びください。 ・1位 コミュニケーション力(58.1%) ・2位 論理的思考力(51.3%) ・3位 管理能力(35.5%) ■ 自分の後継者となる部下を育てられていると思いますか。 ・そう思う(51.9%) ・そう思わない(48.1%) ■ これまでの管理職研修のうち、部下育成において、どのようなことが実践に結びついていますか。 ・1位 部下への仕事の任せ方(41.9%) ・2位 部下のスキル・能力に応じたコミュニケーション方法(35.2%) ・3位 部下へのフィードバック方法(26.5%) ■ あなたは、部下が研修で学んできたことを現場で活かすサポートを行っていますか。 ・していると思う(48.4%) ・していないと思う(21.9%) ■ あなたは部下と率直な意見交換ができていると思いますか。 ・そう思う(80.3%) ・そう思わない(19.7%) ■ あなたが部下とのコミュニケーションで、難しいと感じるのはどのような時ですか。 ・1位 叱る時(70.3%) ■ あなたは自分に管理職としての課題を感じていますか。 ・自分の課題を認識しており、その上で直すための努力をしている(79.7%) ■ あなたは空気が読めていると思いますか。 ・そう思う(57.1%) ・そう思わない(2.6%) ※ 詳細結果:管理職から見た「自分と部下」(PDF版) (アルー http://www.alue.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月30日) |