タナベ経営、2008年度「新入社員意識 調査アンケート」結果発表
タナベ経営(大阪府吹田市、田辺次良・代表取締役社長)では、弊社主催の「新入社員教育実践セミナー」受講者などの1,700名を超える全国中堅・中小企業の新入社員にご協力いただき、アンケート調査を実施、その結果をまとめましたのでお知らせいたします。 【 アンケート結果の主な内容 】 1. 将来目指したいポジションは、「幹部・管理職」まで。 ■ 将来的なポジションとして、「幹部・管理職」を希望する新入社員が最も多く(23%)、「管理職ではない専門職」20%、「経営者」と回答したのは「役員」と並び19%、「あまり上の立場にはなりたくない」12%と続いた。 2. 就活スタート時期は過去最速。「前々年10〜12月」がピーク! ■ 就職活動開始時期で最も多かった回答は、「前々年(H18年)10〜12月」19%。また、前回調査(H19年)では回答者がなかった「前々年9月以前」も約1割ある。前回調査の最多は「前年1〜2月」であった。 3. 役立つ情報源は、「インターネットを抑えて、会社説明会」! ■ 役立つ情報源は近年トップだった「インターネット(就職支援サイト、各社ホームページ等)」を抑え、「会社説明会」27%が逆転。 ■ 企業への改善要望は「ホームページ゙や会社案内が分かりにくい」、「就職課に情報が少ない」の情報関連が上位(各22%)。 ■ 就職を決めた理由に「商品・サービスに興味がある」「勤務地が希望通り」が上位にくるのは当然だが、その次に重視しているのは、「職場の雰囲気」、「トップの経営に対する考え方」、「採用担当者の人柄・社員の対応」となった。 彼らが“ホントのところ”を自分で感じ取り、「会社を選ぶ基準」としていることが分かる。 4. 「チャレンジ精神」の必要性は分かっているが、不足している「成就性」 ■ 社会人に必要な要素として、「向上心・チャレンジ精神」22%、「コミュニケーション力」20%を特に重視している。だから、「君に新しい仕事を任せると言われたら?」の問いに「喜んで積極的に挑戦する」のは、実に7割。 ■ しかし、困難な状況にぶつかったときは、「やれるところまでは頑張ってみる」55%、「何としても最後まで」40%。 ■ また、「急に上司に飲みに誘われたら?」の問いには「上司と飲みに行く」44%、「プライベートの約束優先」39%。彼らは、やる気もありチームプレーの大切さも理解できているが、どこか「サポート・後押し」を期待しており、自身の意欲から一歩踏み込んだ「オフィシャルな世界での責任」に対する理解はあいまいだと読み取れる。今後、企業は彼らに「主体性」を養わせてゆく必要があるだろう。 株式会社 タナベ経営 TEL: 06-6338-3454/FAX: 06-6338-9526 E-mail: kikaku@tanabekeiei.co.jp (本社)〒564-0053 大阪府吹田市江の木町17-10 担当: 企画開発部 西井香里 (タナベ経営 http://www.tanabekeiei.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・4月11日) |