採用コンサルティングのキャリアマート
リクルータートレーニングを一般企業向けサービスとして開放
新卒採用支援のキャリアマート(東京都新宿区、武並博司・代表取締役)は10日、新卒採用における「面接官トレーニング」「リクルータートレーニング」の研修プログラムについて、単体での提供を開始すると発表しました。 これまでは、年間のコンサルティング契約を締結していた顧客にのみコンサルティングの一環として提供していたトレーニングプログラムですが、TVメディアに取り上げられたこともあり、企業からの問い合わせが増加。研修単体での一般提供に踏み切りました。 「各メディアで報じられているとおり、本年度(2009年度)採用は、バブル期並の超売り手市場といわれた昨年度よりも過熱化・早期化が進んでいます。そのような環境化において、昨年度と比較して、選考過程の途中段階での辞退が増えたという企業が急増。その対策として、面接官トレーニングに関する当社に問い合わせが急増している。」と代表の武並氏。 同社の研修のユニークな点は、いわゆるマナー研修や営業研修のような理論の講義とロールプレイング(実地想定研修)だけではなく、まずは、自社の強みは何であるのか、学生が魅力的に感じるポイントは何であるのかを、ワーク形式の研修にてまずは受講生がみずから整理するところからはじまる点。 「採用において、小手先のテクニックはいくらでも存在します。けれどそれによって一時的に採用がうまくいくことはあるでしょう。しかしそのテクニックの乱用は企業の採用ブランドを低下させ、さらには早期退職率の増加など様々な問題の原因ともなりかねません。当社のポリシーは、採用をご支援する過程で顧客企業に真の『採用力』を身に付けていただくこと。まずは、企業が学生に対してきちんと説明責任を果たすことができるレベルに、リクルーターや面接官のレベルを引き上げることが、この研修の目的です。」と取締役兼事業部長中尾氏は語る。 実際の研修内容は企業ごとに必要なパートをカスタマイズして構成されるため、所要時間や料金に関してはあくまで目安ですが、例えばリクルータートレーニングを10名で受講者する場合、約30万円程度の費用になります。 「この料金を高いとお感じの企業もいらっしゃいますが、安いと感じていただける企業も少なくないです。求人広告のように、予算をいくら投下してその結果何名の応募が集まった、結果何人採用できた、という数値的な指標が表れない分、企業ごとに採用、ひいては人材に対する価値観の違いが色濃く出るところではないでしょうか」とコンサルタントの大石氏。 ■ リクルーター・面接官トレーニング詳細情報 http://www.career-m.com/cmp004/ ■ 採用コンサルティングサービス 紹介Movie(音声付) http://www.career-m.com/outsourcing/svp.html ■ 採用コンサルティングサービス メニュー一覧 http://www.career-m.com/outsourcing/consulting.html (キャリアマート http://www.career-m.com /同社プレスリリースより抜粋・3月31日) |