「SDGs」意識調査
6割が「仕事でSDGsに関わりたい」と回答。関わりたい分野トップは「健康と福祉」。
20代は「ジェンダー平等」、40代以上は「働きがい・経済成長」への関心も高い傾向。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する総合満足度No.1(※)日本最大級の総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「SDGs」についてアンケートを実施し、10,191名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
※2018年~2023年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位
<調査結果 概要>
★ 「SDGs」の認知度は85%。
★ 6割が「仕事でSDGsに関わりたい」と回答。関わりたい理由、第1位は「仕事でも社会貢献性を感じたいから」。
★ 仕事でSDGsに関わる場合、関わりたい分野トップは「健康と福祉」。20代は「ジェンダー平等」、40代以上は「働きがい・経済成長」への関心も高い傾向。
★ 半数が「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する」と回答。重視する理由第1位は「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」。
<調査結果 詳細>
1:「SDGs」の認知度は85%。
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。「SDGsを知っていますか?」と伺ったところ、85%が「知っている」(内容も含めてよく知っている:21%、概要だけ知っている:64%)と回答しました。年代別で見ても、認知度・理解度の差はありませんでした。
2:6割が「仕事でSDGsに関わりたい」と回答。関わりたい理由、第1位は「仕事でも社会貢献性を感じたいから」。
「ご自身が仕事で”SDGs”に関わりたいと思いますか?」と伺うと、65%が「関わりたい」(関わりたい:12%、どちらかといえば関わりたい:53%)と回答しました。関わりたい理由、上位は「仕事でも社会貢献性を感じたいから」(56%)、「個人でもSDGsに取り組むべきだから」(45%)でした。あわせて「SDGs関連の仕事に就いた場合、どういった形で関わりたいですか?」と質問すると、67%が「関わり方は問わない」と回答しました。
3:仕事でSDGsに関わる場合、関わりたい分野トップは「健康と福祉」。20代は「ジェンダー平等」、40代以上は「働きがい・経済成長」への関心も高い傾向。
仕事でSDGsに関わりたいと回答した方に「SDGsの17個の項目で関わりたい領域を教えてください」と伺うと、第1位は「すべての人に健康と福祉を」(53%)、次いで同率で「貧困をなくそう」(46%)、「住み続けられるまちづくりを」(46%)が続きます。年代別に見ると、20代は「ジェンダー平等を実現しよう」(44%)、40代以上は「働きがいも経済成長も」(48%)が第2位に入りました。
4:半数が「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する」と回答。重視する理由第1位は「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」。
「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視しますか?」と伺ったところ、半数の51%が重視する(重視する:6%、どちらかといえば重視する:45%)と回答しました。年代別で見ると50代以上が最も重視する割合が高く、56%と全体平均より5ポイント高い結果となりました。
転職先を選ぶうえで「企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する」、「どちらかといえば重視する」と回答した方に理由を伺うと、最多は「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」(52%)でした。年代別に見ると、20代は他の年代に比べ、「企業の将来性を判断できるから」(20代:49%、30代:51%、40代以上:54%)と回答する方が多い結果になりました。
一方、転職先を選ぶうえで「企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視しない」、「どちらかといえば重視しない」と回答した方に理由を伺うと、「SDGsへの取り組みよりも、仕事内容や福利厚生などを重視するため」(53%)が最多でした。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
■調査期間:2023年2月2日~2月21日
■有効回答数:10,191名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/ 3月16日発表・同社プレスリリースより転載)