アルー、2007年度新入社員「入社11ヵ月後の意識調査」を発表
■ 新入社員から見た会社の実態とは この度、新入社員から見た会社の実態を調査するため、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、2007年3月に四年制大学を卒業して4月より企業へ就職した入社11ヵ月後の社会人310名(男性155名、女性155名)を対象に「新入社員から見た会社の実態〜2007年度新入社員入社11ヵ月後意識調査〜」を実施しました。 入社後1年近くが経過し、転職も視野に入れて将来を考え始めるこの時期に、彼らの目線を通じて、会社の「成長」と「離職」に関する実態調査を行いました。その結果、会社の成長実感、社員のモチベーション、そして帰属意識の3項目については、互いに高い相関性を示しました。これらの課題を抱える企業は少なくありませんが、いくつかの要因が絡みあっており、対症療法だけでは解決は困難であり、会社全体を取り込み解決策が必要ではないでしょうか。 成長している会社の傾向としては、個人レベルでも明確な目標設定と共有がされており、部下に対するフィードバックは、前向きさと、「褒める」と「叱る」のバランスが保たれていることが明らかとなりました。また、社員が高い帰属意識を保ちながら働くためには、上司側のヒューマンスキルの向上とともに、上司と部下が率直な意見交換ができる環境が不可欠であることも明らかとなりました。なお、上司と部下のコミュニケーションについては、一定の頻度以上においては、回数よりもコミュニケーションの内容が重要な鍵となるようです。 【 トピックス 】 ■ 自分の会社を客観的に見て、以下のどれに近いと思いますか。 ・ 成長していると思う(36.5%) ■ 今の会社で、これからも頑張っていこうと思っていますか。 ・ 今の会社でこれからも頑張っていきたいと思う(61.2%) ■ 今の仕事に対するやる気は、前月と比べて上がりましたか。100点満点であらわすと何点かもあわせてお知らせください。 ・ 前月と変わらない(36.8%) ・ 平均64.1点 ■ あなたの会社では、「褒められること」と「叱られること」のどちらが多いですか。 ・ 褒められることが多い(50.3%) ・ 叱られることが多い(49.7%) ■ 仕事を進める上での自分の目標設定が、上司との間で共有されていますか。 ・ 明確に共有されていた(27.1%) ■ 自分の目標達成状況について、上司とのコミュニケーション頻度はどれくらいでしたか。 ・ 週1回以上(32.9%) ■ 自分の日々の仕事内容について、上司とのコミュニケーション頻度はどれくらいでしたか。 ・ 1日1回以上(46.8%) ■ 上司とのコミュニケーションの際に、自分が抱えている課題・悩みに対しての具体的な改善案の提案、または、プラスの方向に向かうような示唆がありましたか。 ・ あった(61.6%) ・ なかった(38.4%) ■ あなたの会社の先輩と上司の関係性についてお聞きします。率直な意見交換がされていると思いますか。 ・ そう思う(58.1%) ・ そう思わない(41.9%) ■ あなたの上司は空気が読めると思いますか。 ・ そう思う(39.4%) ■ 詳細結果: 新入社員から見た会社の実態〜2007年度新入社員入社11ヶ月後意識調査〜(PDF) (アルー http://www.alue.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・3月14日) |