テンプスタッフ・テクノロジー
組込みJavaエンジニアの育成・派遣事業を開始
総合人材サービスのテンプスタッフグループで、ITエンジニア専門の人材サービスを手がけるテンプスタッフ・テクノロジー(東京都渋谷区、上園裕二・代表取締役社長)は、2008年4月から、業務系Javaプログラミング経験者を対象に、デジタル機器や家電製品などの組込みソフトを開発する、「組込みJavaエンジニアの育成・派遣事業」を開始いたします。 近年、デジタル機器・家電製品の開発において、Webやネットワーク上での機器操作や保守・改修が可能なJava(※1)を採用する動きが急速に進んでおり、今後もさらなるJava採用製品の増加が予想されています。しかしながら、これら製品を開発する組込み技術者は絶対数が少ない上に、直接雇用が多いため経験者人材の確保が困難な状況です。一方で、Webアプリケーション開発などを手掛けるJava技術者は市場に多く存在するため、弊社では、当育成・派遣事業開始により、技術を追求したいJava技術者が組込みJavaエンジニアへスキルシフトできる新たな活躍の場を提供してまいります。 当育成・派遣事業では、弊社社員として採用したJava技術者を2ヵ月間研修し、大手メーカーなどの開発現場を就業・活躍の場とすることで、業務系Javaプログラマのさらなるキャリアアップを支援します。研修では、リアルタイムOS・ハードウェア・ARM・組込み開発プロセスなど、組込みソフト開発の基礎知識の習得や実機を使った実践的な研修を実施いたします。テンプスタッフ・テクノロジーでは、今後も、多様化する「モノづくり」現場のニーズに応えていくと共に、ITエンジニアの育成・キャリアアップに貢献してまいります。 (※1)Javaとはサン・マイクロシステムズ社によって開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語。プラットフォームに依存せずアプリケーションの実行が可能。例えばある機器のOSをWindowsからUNIXへ変更しても、アプリケーションを修正する必要なく実行できる。Javaを搭載したデジタル機器・家電製品には、複合機(コピー、FAX)や携帯電話、カーナビ、デジタルカメラなどがある。 (テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・3月6日) |