インテリジェンス、シゴト情報「an」調べ
12月の求人情報164職種の平均時給
インテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役 社長執行役員)が運営するシゴト情報「an」では、求人メディアに掲載された求人広告から164職種(※)について、平均時給を分析しています。12月の結果がまとまりましたのでお知らせします。 【 全エリア概況 】 全エリアの平均時給は、977円(前月980円、前年同月982円)で、前月に比べ3円の減少となりました。対前年同月の増加率を見ると0.5%減で、4年4ヵ月ぶりのマイナスとなりました。職種別では、「専門職系」が1,100円と最も高く、次いで「営業職系」(1,087円)、「事務職系」(1,039円)となっており、対前年同月の増加率では、「事務職系」の4.6%が最も高い伸び率となっています。 【 関東エリア概況 】 関東エリアの平均時給は、1,036円(前月1,038円、前年同月1,056円)で、前月に比べ2円の減少となりました。対前年同月の増加率を見ると1.9%減で、6ヵ月連続のマイナスとなっています。職種別では、「専門職系」が1,180円と最も高く、次いで「営業職系」 (1,179円)、「事務職系」(1,137円)となっており、対前年同月の増加率では、「事務職系」の3.8%が最も高い伸び率となっています。 【 関西エリア概況 】 関西エリアの平均時給は、974円(前月971円、前年同月1,003円)で、前月に比べ3円の増加となりました。一方、対前年同月の増加率は2.9%減で、6ヵ月連続のマイナスになりました。職種別では、「専門職系」が1,117円で最も高く、次いで「営業職系」(1,083円)、「サービス職系」(1,015円)となっており、対前年同月の増加率では、「事務職系」の0.8%が最も高い伸び率となっています。 【 東海エリア概況 】 東海エリアの平均時給は、1,023円(前月1,026円、前年同月1,022円)で、前月に比べ3円の減少となりました。対前年同月の増加率を見ると0.1%増で、4ヵ月連続のプラスとなりました。職種別では、「専門職系」が1,172円で最も高く、次いで「サービス職系」(1,095円)、「技能・労務職系」(1,054円)となっており、対前年増加率では、「サービス職系」の6.6%が最も高い伸び率となっています。 【 九州エリア概況 】 九州エリアの平均時給は、820円(前月819円、前年同月832円)で、前月に比べ1円の増加となりました。一方、対前年同月の増加率は1.5%減で、2ヵ月連続のマイナスになりました。職種別では、「専門職系」が912円で最も高く、次いで「サービス職系」(882円)、「営業職系」(878円)となっており、対前年増加率では、「サービス職系」の8.3%が最も高い伸び率となっています。 【 北海道エリア概況 】 北海道エリアの平均時給は、815円(前月808円、前年同月806円)で、前月に比べ7円の増加となりました。対前年同月の増加率は1.1%増で、3ヵ月連続のプラスになりました。 職種別では、「営業職系」が1,152円で最も高く、次いで「専門職系」(914円)、「事務職系」(884円)となっており、対前年増加率では、「営業職系」の32.0%が最も高い伸び率となっています。 【 今後の見通し 】 企業の採用意欲は依然高く、人手不足を解消しようという動きから、今後も時給が高い水準で推移することが予測されます。その一方で、関東・関西を中心に対前年増加率がマイナス傾向にあり、採用企業の時給抑制傾向は今後も続くと考えられます。 ※ リリース原文および図表はこちらをご参照ください。 (インテリジェンス http://www.inte.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・1月29日) |