「会社の閉塞感をなくしたい」サイボウズ若手人事が考えたこれからの人事制度ーー『拝啓 人事部長殿』刊行
サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は、「サイボウズ式ブックス」より新刊本『拝啓 人事部長殿』を刊行しました。
Amazon売れ筋ランキング(人事・労務管理 2022/6/24)で1位を獲得するなど、注目度も高い一冊です。
著者は2020年にnoteに投稿した記事「僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか」が40万PV、7800スキ超と話題となり、日経COMECOキーオピニオンリーダーに就任するなど、いま注目の若手人事であるサイボウズ人事労務部の髙木一史。
その髙木が、「社員が閉塞感を感じず、幸せに働ける会社をつくりたい」という理想を胸に、トヨタの人事部を退職しサイボウズに転職後、日本の人事制度の歴史や、各社の制度事例を学ぶ中で見つけた「どうすれば会社は変わっていくことができるのか?」「これからの組織に必要なものはなにか?」を全524ページにまとめた一冊です。
本書ではサイボウズの事例だけでなく、下記12社の人事制度変革の取材を通して、どのような目的で新しい制度を導入しているのか、どのようにして制度改革を進めたのか、具体的にどのように運用しているのかなどについても掲載しています。
■取材企業一覧(書籍掲載順)
富士通株式会社
株式会社タニタ
全日本空輸株式会社
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社
ヤフー株式会社
株式会社みずほフィナンシャルグループ
ソニーグループ株式会社
株式会社NTTデータ
味の素株式会社
株式会社コンカー
ソフトバンク株式会社
株式会社良品計画
■書籍概要
書名 『拝啓 人事部長殿』
著者 髙木一史
定価 2,200円(税別)
仕様 A5判変形/1色/524ページ
形式 書籍版/電子版
発行所 サイボウズ株式会社
発売 株式会社ライツ社
発売日 2022年6月17日(金)
ISBN 9784909044372
■目次抜粋
【序章】ぼくはなぜ、トヨタの人事を3年で辞めたのか
【1章】会社を成り立たせている10のしくみ
ー「一律平等」と「多様な個性」のあいだで
【2章】なぜ「会社の平等」は重んじられるのか?
ー1930年代(戦前)~1950年代(戦後)「青空の見える労務管理」
【3章】なぜ「会社の成長」は続いたのか?
ー1960年代~1980年代(高度経済成長期)「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
【4章】なぜ「会社の変革」はむずかしいのか?(現在)
ー1990年代~現在「3つの社会問題」と、日本社会の「会社依存」
【5章】現地現物レポート
ーあたらしい競争力の獲得を目指す12企業
《採用》富士通
《契約》タニタ、ANA
《時間・場所》ユニリーバ・ジャパン、ヤフー、みずほ銀行
《配置/異動》ソニーグループ
《報酬/評価》 NTTデータ
《健康(安全配慮)》味の素
《コミュニケーション/風土》コンカー
《育成》ソフトバンク
《退職》良品計画
【6章】サイボウズ人事制度の変遷レポート
ー情報の民主化が、しくみと風土を変えていく
【7章】会社をインターネット的にする
ーデジタルネイティブからの提案
【終章】ぼくはなぜ、この手紙を書いたのか?
■著者プロフィール
髙木 一史(たかぎ かずし)
サイボウズ人事本部 兼 チームワーク総研所属。東京大学教育学部卒業後、2016年トヨタ自動車株式会社に新卒入社。人事部にて労務(国内給与)、全社コミュニケーション促進施策の企画・運用を経験後、2019年サイボウズ株式会社に入社。主に人事制度、研修の企画・運用を担当し、そこで得た知見をチームワーク総研で発信している。
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サイボウズ株式会社 ビジネスマーケティング本部
サイボウズ式ブックス編集部:高部、大槻
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cybozushikibooks@cybozu.co.jp
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(サイボウズ株式会社 / 6月発表)