2022年卒 就職活動振り返り調査
「学びと経験」は「働く意欲」や入社の決め手に影響する
就職先確定学生の振り返りから見る、学生時代の「学びと経験」の大切さ
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、企業・各種団体等への就職活動を実施した2022年卒大学生・大学院生を対象に、「就職活動振り返り調査」を実施いたしました。
■「よく学び・経験する」ことが「働く意欲」につながり、自分自身や仕事の理解につながる
就職先を確定した2022年卒学生に、就職活動開始時点の「学びと経験」についての意識と「働く意欲」を聞き、さらに就職活動時の動向を聞きました。
自分の学生時代の「学びと経験」を理解し、入社後の働くイメージにつなげられていた学生は、「働く意欲」を十分認識していた傾向が見られます。そして「働く意欲」を十分認識していた学生は、自分自身や仕事への理解が十分であったと振り返り、入社の決め手に、より企業の経営方針や将来性、仕事のやりがいを挙げる傾向が見られます。
学生時代の「学びと経験」を理解し、入社後の仕事につながるイメージを持つことが、学生自身の「働く意欲」を醸成し、自己・企業・仕事への理解の深まりにつながる。「働く意欲」が醸成されていることで、企業各社の経営や入社後の仕事内容に注目しながら就職先を決めていく…という関係性がありそうです。
この関係性は、学生時代のさまざまな学びと経験の機会の重要性を示唆しています。学生の皆さんは、日々の学業、課外活動等に目的意識を持ちながら取り組むことが大切です。
【調査概要】
調査名称| 大学生・大学院生の就職活動の振り返り調査 2022年卒
調査目的| 大学生・大学院生の就職活動の振り返り実態を把握する
調査方法| インターネット調査
調査協力| 株式会社クロス・マーケティング
調査対象| 民間企業等を対象に就職活動を行った、全国の大学4年生・大学院2年生の男女
調査期間| 2021年1 1月2 4日~2021年1 2月1日
集計対象| 有効回答2868人のうち、就職先確定者2512人
調査対象の抽出条件
インターネット調査のモニターにスクリーニング調査を行い、調査時点の学年と就職活動経験を確認。
大学4年生・大学院2年生、かつ、民間企業等を対象に就職活動を行った学生を抽出。
上記学生に本調査にて、調査時点における2022年4月以降の進路確定状況を確認し、「民間企業に就職する」「民間企業以外(公務員、教員、その他団体職員など)に就職する」と回答した学生を「就職先確定者」と判別。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルート/3月23日発表・同社プレスリリースより転載)