若年者の就業を支援するフルキャストHR総研
「人材パフォーマンス研究所」を発足
総合人材サービス業を展開するフルキャストグループにおいて、就職支援・人材紹介等のコンサルティングを推進する、フルキャストHR総研(東京都千代田区、宮原敏郎・代表取締役社長)は、概ね入社5年未満の若手人材を対象とした教育・研修を行う「人材パフォーマンス研究所」( http://www.h-p-i.jp )を発足いたしました。 昨今、人材の流動化が進み、新卒入社した社員の3割強が3年以内で退職すると言われています。少子化の影響もあり、若手社員の職場定着、活性化、そして戦力化に向けての育成は、企業における重要な経営課題となっています。また、これまで企業の若手人材育成の源泉とも言われていたOJT(On the job Training )による人材育成が、以下の理由により限界を余儀なくされています。 ・ 終身雇用の崩壊に伴い、部下を指導する意識が低下したこと ・ 雇用構造の変化による中堅・若手社員の守備範囲の拡大および業務量の増大が、部下・後輩を指導する余裕を失わせたこと ・ 情報化の著しい進展が仕事の進め方に変化をもたらし、上司と部下のFace to Face のコミュニケーションを難しくさせたこと このため多くの企業がOJT のみならず、OFF-JT(Off the job Training )による若手人材の育成の必要性をあげており、この度の「人材パフォーマンス研究所」発足は、こうした企業のニーズに応えるものです。 フルキャストHR 総研は、5年前より公共の若年者就業支援事業の民間受託を行なっております。2006 年11月には「就職プラザ」( http://www.ssplaza.jp/ )をオープンし、若年者の就職活動をサポートしてまいりました。これらの事業を通して、数千名に及ぶ若者の実態を把握し、分析した結果と、他方面からヒアリングした若手人材の育成課題の調査を踏まえて研究開発に取り組み、この度パフォーマンスモデルによる若手人材の育成プログラム開発に至った次第です。 フルキャストグループは人材派遣を主たる事業領域としており、今後はこうした教育・研修事業にも力をいれ、広い意味での総合人材ビジネス企業グループに成長してまいります。 (フルキャストHR 総研 http://www.fc-hr.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月11日) |