「内々定を得ている学生の就活状況」に関するアンケート
1月時点で内々定を得ている学生の6割以上は「8月まで」に内々定先の企業にエントリー。最終面接を受けた時期は「2021年12月」「2022年1月」が最多。早期化が顕著に
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定で、既に内々定を得ている大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定を得ている学生の就活状況」をテーマに調査しました。内々定先の企業に出会った時期は、「2021年6月」が17.1%で最多。次いで、「2021年7月」16.4%と続きました。インターンシップ広報解禁後、サマーインターン(夏休み期間中に開催されるインターンシップ)の募集時期にエントリーした企業から、内々定を得ている学生が多いことが分かります。内々定を得た企業の最終面接を受けた時期は、「2021年12月」と「2022年1月」が、それぞれ31.0%で最多。1月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、まん延防止等重点措置が多くの都道府県に適用されたものの、選考はオンラインも含めて止まらずに進められたと推察されます。
【TOPICS】
- 内々定を得ている学生の6割以上が、「8月まで」に内々定先の企業にエントリー
- 内々定を得た企業の最終面接を受けた時期は「2021年12月」と「2022年1月」が各31.0%で最多
- 内々定を得た企業に応募したきっかけは「就職サイトで知って」が47.0%で最多。次いで「就職サイトが主催するイベントで話を聞いて」34.1%が迫る
- 内々定を得た企業から案内・対応があった「内定者フォロー」は、「懇親会(オンライン)」が最多。「懇親会(対面)」の回答も2割を超え、直接コミュニケーションを図るニーズも顕著に
(1) 内々定を得ている学生の6割以上が、「8月まで」に内々定先の企業にエントリー
内々定先の企業に出会った時期は、「2021年6月」が17.1%で最多。次いで、「2021年7月」16.4%と続きました。インターンシップ広報解禁後、サマーインターン(夏休み期間中に開催されるインターンシップ)の募集時期にエントリーした企業から、内々定を得ている学生が多いことが分かります。
(2) 内々定を得た企業の最終面接を受けた時期は「2021年12月」と「2022年1月」が各31.0%で最多
内々定を得た企業の最終面接を受けた時期は、「2021年12月」と「2022年1月」が、それぞれ31.0%で最多。次いで、「2021年11月」20.1%と続きました。1月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、まん延防止等重点措置が多くの都道府県に適用されたものの、選考はオンラインも含めて止まらずに進められたと推察されます。
(3)内々定を得た企業に応募したきっかけは「就職サイトで知って」が47.0%で最多。次いで「就職サイトが主催するイベントで話を聞いて」34.1%が迫る
内々定を得た企業に応募したきっかけは「就職サイトで知って」が47.0%で最多。次いで、「就職サイトが主催するイベントで話を聞いて」34.1%が迫りました。
(4)内々定を得た企業から案内・対応があった「内定者フォロー」は、「懇親会(オンライン)」が最多。「懇親会(対面)」の回答も2割を超え、直接コミュニケーションを図るニーズも顕著に
内々定を得た企業から案内・対応があった「内定者フォロー」は、「懇親会(オンライン)」が39.6%で最多。次いで、「人事担当との面談(オンライン)」34.3%、「先輩社員との面談(オンライン)」23.5%と続きました。上位3位は「オンライン」での対応が占めた一方、「懇親会(対面)」も20.5%の回答を集めています。まん延防止等重点措置の適用で、再び「リアル」な場でのフォローが縮小される可能性はあるものの、内々定者と直接コミュニケーションを深めることができる「対面」でのフォローは、根強いニーズがあることが分かります。
■調査概要
・調査対象:2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生(※内々定を獲得している学生が回答)
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年1月25日~2022年1月31日
・有効回答数:81名
※本調査の結果を全体で見る場合に、文理男女別の回答格差をなくすため、ウエイトバックを行っています。
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、
択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/2月7日発表・同社プレスリリースより転載)