『WELL-BEING』(亀ヶ谷正信:著)SHDBookより刊行
Social Healthcare Design 株式会社は亀ヶ谷正信著『WELL-BEING』を刊行致しました。
■Well-being(ウェルビーイング)とは
最近新聞やネット等で耳にするWell-being。日本語に翻訳すると「幸福」になる。言葉は一つだが、実は人それぞれに違ったカタチ。
ビジネスとしてWell-beingを理解する必要がある人、個人として幸福を探求されている人、きっかけはそれぞれでだが、まずは自分がどんなWell-beingを望んでいるのか、これをしっかりと理解する事が大切だ。
本書ではWell-beingを、WHO憲章前文の「肉体的・精神的・社会的に完全に満たされた状態」と定義し、一人ひとりの主観的Well-beingに共通する脳の仕組みについてわかりやすく解説している。
■概要
著者:亀ヶ谷 正信
協力:SHD 研究所
発行所:Social Healthcare Design 株式会社
編集担当:水田 真綾
編集協力:羽生 琢哉
ディレクター:太田 江美
装丁:長谷川 響子
印刷・製本:藤原印刷株式会社
判型:A5サイズ
ページ数:285ページ
■目次
はじめに
本書の読み方
【自己成長を確認するための問い】
1章 あなたに見えていないもの
⑴ 増え続ける課題
⑵ 人間関係の「裏」にあるもの
⑶ どうしても見えないもの
⑷ すべてに共通すること
⑸ 自分に「意識」を向ける
2章 「私」を作り出す認知のメカニズム
⑴ 誰も見たことがない「実体」
⑵ 私たちの見ている世界はあまりにも小さかった
⑶ 無意識下で働く自動削除システム
⑷ 人間に共通な認知のクセ
⑸ パーソナリティによる歪曲
⑹ 短期記憶から長期記憶という選別
⑺ 変化する記憶
⑻ まとめ:「意識」「感情」「思考」の複合メカニズム
⑼ 補足:「言葉」の持つ力について
3章 Well-beingとは何か
⑴ Well-being のカタチは人それぞれ
⑵ 脳科学におけるWell-being のカタチ
①ドーパミンによる幸福感
②セロトニンによる幸福感
③オキシトシンによる幸福感
⑶ まとめ
4章 「意識」のメカニズムの活用~ Well-being に至る道〜
⑴ なぜWell-beingな状態になるのが難しいのか
⑵ 「意識の方向」を「意識」する
①自分の内面に「意識」を向ける
②関係性に「意識」を向ける
③変化に「意識」を向ける
④バランスに「意識」を向ける
⑶ まとめ
5章 「思考」と「感情」の統合〜Well-being に至る道〜
⑴ 「思考」と「感情」の一致
⑵ 「思考」の特徴
①「思考」は意識上でのみ動くシステムである
②「思考」は論理を成り立たせようとする
③「思考」は二分論を発生させやすい
④「思考」は「感情」と比較して遅い
⑤「思考」は「情動」の追認をしがち
⑶ 「感情」の特徴
①「感情」は常に自動運転されている
②「感情」は「思考」よりも早く、かつ広範囲を知覚する
③「感情」は目的志向である
④「感情」は動機そのものを形作る
⑤「感情」には共感のメカニズムがある
⑷ 「思考」と「感情」を一致させる手順
①「二次感情」と「情動」を見分けることから始めよう
②心を育てる
③実践方法
⑸ 志を得るための事例
①まず「やりたいこと」を明確にする
②「やるべきこと」を明確にする
③重なった部分の「志」を「考え」「感じて」みる
⑹ まとめ
6章 精神発達におけるWell-being の変化
⑴ 歩き方
⑵ 気づきを伝える2つの方法
⑶ 精神発達の全体マップ
①精神発達とは何なのか
②実体とは全体であり部分でもある(ホロン構造)
③精神発達の全体マップ〜「全象限・全レベル」〜
⑷ 十牛図について
第一図 尋牛《じんぎゅう》
第二図 見跡《けんせき》
第三図 見牛《けんぎゅう》
第四図 得牛《とくぎゅう》
第五図 牧牛《ぼくぎゅう》
第六図 騎牛帰家《きぎゅうきけ》
第七図 忘牛存人《ぼうぎゅうそんにん》
第八図 人牛俱忘《にんぎゅうくぼう》
第九図 返本還源《へんぽんげんげん》
第十図 入廛垂手《にってんすいしゅ》
⑸ まとめ
7章 終わりに
あとがき
お礼
用語集
参考書籍 等
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(Social Healthcare Design 株式会社 / 1月発表)