TDB景気動向調査 -2021年11月調査結果-
2021年12月3日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
51 業種中 24 業種が新型コロナ前の水準を上回る
~ 今後は変異株の動向が懸念材料も、回復傾向が続く見込み ~
(調査対象 2万3,679社、有効回答 1万1,504社、回答率 48.6%、調査開始 2002年5月)
<調査結果のポイント>
- 2021 年 11 月の景気 DI は前月比 1.6 ポイント増の 43.1 となり、3 カ月連続で改善した。国内景気は、新規感染者数の落ち着きでプラス材料が多く表れ、回復傾向が続いた。今後は、リベンジ消費や挽回生産などが見込まれるなか、回復傾向が続くとみられる。
- 『製造』『サービス』など全10 業界42 業種が改善。国内で新型コロナウイルスの感染状況に落ち着きがみられるなか 51 業種中 24 業種で 2020 年 1 月を上回る水準まで回復した。他方、原油などの資源高や材料不足の影響による仕入単価、販売単価の上昇は継続した。
- 『南関東』『東海』『四国』など10 地域中9 地域が改善、『北海道』が横ばい。新規感染者数が減少し人出が増加してきたことがプラス材料となった。特に、設備稼働率の上昇とともに製造業を主力産業とする地域の改善が目立った。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」すべてが3 カ月連続でそろって改善した。
<問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 産業データ分析課
Tel:03-5775-3163
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク /12月3日発表・同社プレスリリースより転載)
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