毎日コミュニケーションズ、09年卒対象
第1回 「就職活動アンケート 10月の動き」調査結果を発表
就職情報サイト「マイナビ2009」( http://job.mynavi.jp )を運営する、毎日コミュニケーションズ(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2009年卒業予定の学生を対象としたアンケートの第1回目となる「学生の就職活動アンケート 10月の動き」の調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告いたします。 【 調査結果の概要 】 ■ 10月のエントリー数、昨年以上に増加 10月のエントリー状況を見てみると、昨年同様に、学生がエントリーした平均社数が前年比で増加している(07卒:17.6社→08卒:21.6社→09卒:23.6社)。また、10月に「エントリーした」と答える学生の割合はそれほど変わっていないものの、1人当たりのエントリー企業数は増えており、早期から積極的に活動していることがうかがえる。 ■ 大手企業志向健在 企業志向については、54.9%の学生が「絶対に大手企業がよい」もしくは「自分のやりたいことであれば大手企業がよい」と回答。昨年に引き続いて、今年も大手志向がみられる。また、就職活動の初期にあたる現在、エントリーをする基準として最も多かったのは、「業種」71.0%、次いで「職種」64.6%となった。一方、「自分の知っている企業」という回答も昨年同様に多く、理系学生に比べると特に文系学生でその傾向が強い。 このまま大手志向や認知している企業中心の活動ということになると、企業間の人材獲得競争は今後ますます厳しくなることが予想される。 ■ 理系学生の約7割、「専攻を50%以上活かしたい」と専攻にこだわり 理系学生に専攻をどれくらい活かしたいと思っているか聞いたところ、「100%活かしたい〜50%程度活かしたい」が合計で75.4%と、理系学生の大多数が専攻を活かしたいと考えていることが分かった。理系学生の採用ニーズが高まるなか、企業側にとっては、どれだけ専攻を活かすことができるのか、将来のビジョンや、より具体的な仕事内容・研究内容などを学生に分かりやすく見せていくことが、採用成功の鍵と思われる。 【 「学生の就職活動アンケート 10月の動き」調査概要 】 ※1989年からモニターアンケートを実施 ・ 調査内容/就職活動状況の定点調査 ・ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力 ・ 調査期間/2007年10月26月〜2007年11月1日 ・ 調査対象/2009年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生 モニター3,328名 有効回答率56.2% 回答数:1,871名(文系男子336名、理系男子337名、文系女子767名、理系女子431名) ※調査結果の詳細は採用サポネット( http://navi.mycom.co.jp/saponet )で公開しています。 (毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・11月12日) |