TDB景気動向調査 -2021年10月調査結果-
2021年11月4日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
景気 DI は 41.5、個人消費関連が大きく改善
~ 今後は生産・消費両面の経済活動が緩やかに正常化する見込み ~
(調査対象 2 万 4,052 社、有効回答 1 万 1,332 社、回答率 47.1%、調査開始 2002 年 5 月)
<調査結果のポイント>
- 2021 年 10 月の景気 DI は前月比 1.6 ポイント増の 41.5 となり、2 カ月連続で改善した。国内景気は、個人消費関連などが大きく改善するなか、2 カ月連続で上向いた。今後は、経済活動の正常化への動きが見込まれるなか、回復傾向で推移するとみられる。
- 全10 業界が改善。新規感染者数が減少傾向となり、緊急事態宣言等の人流抑制策が解除されたなか、『サービス』『小売』など個人消費関連の景況感が大きく上向いた。一方、半導体・鉄鋼・木材などの供給制約による影響は、自動車関連の業種を中心に継続した。
- 『北海道』『南関東』『中国』など全10 地域が3 カ月ぶりにそろって改善した。緊急事態宣言等がすべての対象地域で解除され、43 都道府県で改善した。特に人出の増加がプラス要因となった。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」すべてが2 カ月連続でそろって改善した。
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(株式会社帝国データバンク/11月4日発表・報道発表より転載)
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