「平均ボーナスランキング」を発表
正社員のボーナスは年間平均100.2万円
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:喜多 恭子)は、「平均ボーナスランキング」を発表しましたので、お知らせいたします。本ランキングは、正社員として働く22歳~59歳までのビジネスパーソン15,000人にインターネット調査を行った結果をまとめたものです。
【主な調査結果】
- ボーナスの高い職種ランキングは 「企画/管理」と「モノづくり系エンジニア」がトップ30の半数を占める
- ボーナスの支給額は年間平均100.2万円。冬は48.5万円、夏は47.0万円
- 前回と比べてボーナスが減った人は35.1%、増えた人は22.0%
- ボーナスの使い道で最も多かった回答は「生活費の補填」
- 年代が上がるにつれてボーナスの金額は上がり、20代と30代では33.4万円の差
■ボーナスの高い職種ランキング:「企画/管理」と「モノづくり系エンジニア」がトップ30の半数を占める
15,000人のボーナス年間平均額は100.2万円でした。内訳は、冬のボーナスが48.5万円、夏のボーナスが47.0万円、その他が4.7万円となっています。
年間平均額の高い職種は、1位「内部監査」(177.1万円)、次いで2位「法務/知的財産/特許」(166.0万円)、3位「研究開発/R&D(IT/通信)」「MR」(164.9万円)となりました。ランキングのトップ30には、「企画/管理」と「モノづくり系エンジニア」の職種が、ともに8職種ランクインしています。
■ボーナスの支給額:「減った」が35.1%、「増えた」が22.0%
今回(2020年9月~2021年8月の1年間)のボーナスについて、「前回(2019年9月~2020年8月の1年間)のボーナスに比べて支給額に変化はありましたか」と尋ねたところ、「変わらない」が42.9%、「減った」は35.1%、「増えた」は22.0%でした。
変化額は、「減った」「増えた」ともに10万円未満が最も多く、それぞれ17.2%、15.2%となっています。また、30万円以上「減った」という人の割合は5.7%、30万円以上「増えた」という人の割合は1.3%でした。
■ボーナスの使い道:1位は「生活費の補填」
今回(2020年9月~2021年8月の1年間)のボーナス支給金額のうち何割を貯蓄に回したかを尋ねたところ、「5割以上」と回答した人が全体の46.6%と最多でした。また、支給金額の「9割以上」を貯金に回す人は19.6%でした。反対に、「1割未満」と回答したのは23.9%という結果でした。
貯蓄以外のボーナスの使い道について尋ねたところ、最も多かった回答は「生活費の補填」で33.5%でした。次いで「趣味・娯楽」が28.0%、「旅行・レジャー」が25.0%となりました。
※「ボーナスの支給額」「ボーナスの使い道」は、勤務先の企業に「ボーナスの制度がある」と回答した人に尋ねた結果です。
■年代別の年間平均ボーナス:20代と30代間での増加額が最も大きく+33.4万円
20代、30代、40代、50代の年間平均ボーナスを比較すると、年代が上がるにつれてボーナスの金額も上がることが分かりました。年代ごとの年間平均ボーナスは、20代では62.8万円、30代では96.2万円、40代では104.0万円、50代では123.3万円でした。年代間の増加額を比較すると、20代から30代の上昇が33.4万円で最も大きくなっています。30代から40代では7.8万円、40代から50代では19.3万円の上昇となりました。
■調査概要
【対象者】 22歳~59歳の男女
【雇用形態】正社員
【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
【実施期間】2021年8月19日~8月23日
【有効回答数】15,000件
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社/10月18日発表・同社プレスリリースより転載)