メイテック、四川省成都市に5拠点目の研修事業会社
『明達科(成都)科技培訓有限公司』を設立
正社員技術者を派遣するメイテック(東京都港区、西本甲介・代表取締役社長)は、中国人技術者の養成を拡大すべく、本日(2007年10月24日)、中国国内5拠点目となる研修事業会社『明達科(成都)科技培訓有限公司』(以下メイテック成都)を、四川省成都市に独資(100%メイテック資本)にて設立しました。 成都市は、1千万人超の人口を有する四川省の省都かつ全国20の特大都市の1つです。周辺に20を超える大学を有するほか、直轄の大都市重慶市にも隣接していることから、広大な中国においても優秀な人材が集まるエリアであり、今後拡大が期待される中国内陸部の最重点都市です。メイテックは、拡大が見込まれる日系企業の研究開発(R&D)への人材サービスの提供と、現在沿岸部に集中している企業進出が今後内陸部へシフトするという変化も見据え、中国の教育拠点としては最大級となるメイテック成都を設立するに至りました。 メイテック成都では、半年間に渡る高度な設計・開発に関する実用技術研修、日本語・ビジネスマナー研修などのカリキュラムにより、日本国内の企業や中国の日系企業で活躍できる技術者を育成。5年後には、メイテック成都だけで年間500人の中国人エンジニア育成を目指します。 メイテックは2004年の杭州を皮切りに、大連、広州、西安に現地法人の研修事業会社を設立。R&D拠点が集中する上海沿岸を含む華東地区、日系企業の集積地である東北・華北地区、自動車産業を中心に大きな発展を遂げている華南地区にて、高度な職業教育カリキュラムを活用して中国人技術者を育成しています。卒業した優秀な人材は、現地営業拠点より各地区の日系企業へ紹介・斡旋しております。また、中国人技術者をメイテックグループの正社員として採用後、日本国内のメーカーへ派遣する「ブリッジエンジニア」事業も展開しており、すでに156人が来日(07年9月末現在)。2007年度は、中国全拠点で年間420人の技術者育成を計画しており、2010年度には、中国全拠点で年間1,500人の育成を目指しています。 メイテックグループでは、グローバル人材の育成および活躍機会の創造を通し、中国に進出する日系企業の技術者不足の課題解決を担うとともに、日本国内で深刻化する技術者不足に対しては「ブリッジエンジニア」の活用の提案などにより、“モノづくり日本”を支える一助となれればと考えております。 【 新会社の概要 】 ■ 会社名称: 明達科(成都)科技培訓有限公司(MEITEC Chengdu TechnoCenter Co.,LTD .) ■ 会社所在地: 成都市武侯区菊楽路130−134号 ■ 主な事業概要: 中国人エンジニアに対する職業教育事業(機械・電気分野および制御分野) ■ 資本金: 120万US ドル ■ 資本比率: メイテック100% (メイテック http://www.meitec.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・10月26日) |