TDB景気動向調査 -2021年8月調査結果-
2021年9月3日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
感染者数の急増で景気に急ブレーキ
~ 豪雨や長雨の影響も下押し圧力、個人消費関連の落ち込み大きく ~
(調査対象 2 万 4,458 社、有効回答 1 万 1,170 社、回答率 45.7%、調査開始 2002 年 5 月)
<調査結果のポイント>
- 2021 年8 月の景気DI は前月比1.5 ポイント減の39.2 となり、3 カ月ぶりに悪化した。国内景気は、感染者数急増に記録的大雨の影響も加わり、一時的な足踏み状態となった。今後は、緊急事態宣言等で一時停滞するものの、緩やかな回復が続くと見込まれる。
- 全10 業界中、『その他』を除く9 業界が悪化。緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響や、各地で悪天候が続いたことで、特に個人消費関連の業種が大きく落ち込んだ。また、自動車工場で減産や稼働停止がみられるなか、『製造』も3 カ月ぶりに悪化した。
- 全 10 地域が 3 カ月ぶりにそろって悪化した。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が 33 都道府県に拡大・延長されたなか、40 都道府県で悪化。人の動きが再び抑制され、個人消費関連の落ち込みが目立った。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」すべてが3 カ月ぶりにそろって悪化した。
<問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 産業データ分析課
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク /9月3日発表・同社プレスリリースより転載)
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