フジスタッフ、エムアウトと提携
「小1の壁」に悩むワーキングマザーをサポート
総合人材サービスのフジスタッフ(東京都千代田区、増山律子・代表取締役社長)は、このたび新規事業を創出・育成する起業専業企業のエムアウト(東京都港区、田口弘・代表取締役社長、http://www.m-out.com/ )と提携いたします。この提携により同社が運営する学童保育「キッズベースキャンプ」を優待価格で利用できるサービスを当社派遣スタッフ向けに2007年11月1日より開始いたします。同時に当社独自の「提携学童保育補助金制度」も導入し、今までの未就学児を持つ派遣スタッフへの支援に加え、お子さんの成長に合わせた支援を可能にします。学童保育との提携は人材派遣業界では初めてです。 2005年4月に次世代育成支援対策推進法が施行されたこともあり、未就学児を持つワーキングマザーへのサポートは少しずつ整い始めています。最新の国民生活基礎調査(厚生労働省発表)によると、2005年の子どもを持つ女性の有職率は59.8%と前の年に比べ3.1ポイント上昇するなど、ワーキングマザーも年々増加傾向にあります。22時までの延長保育や病児・病後児保育など未就学児を対象にしたサポートが充実していく一方で、小学校入学後の「預かり時間が短い」「夏休みの預け先がない」などといった「小1の壁」が仕事と育児の両立を目指すワーキングマザーの深刻な悩みとなっています。 フジスタッフは2004年10月に育児中女性の社会復帰支援事業「ff-woman プロジェクト」を立ち上げ、業界初の「託児サービス付き派遣登録会」の開催の他、認可外保育料補助金制度や提携託児サービスなどを導入してまいりました。プロジェクト発足から3年を経た今年度は、学童保育との提携や新たな補助金制度の導入によりお子さんの成長に合わせて安心して働ける環境を整えることで、派遣スタッフの育児と長期的なキャリア形成の両立を支援していく考えです。 その第一弾として、東京と神奈川の6ヶ所で学童保育「キッズベースキャンプ」を運営するエムアウトと提携いたします。首都圏は核家族世帯の比率が多く、子どもの世話を頼める人が近くにいない世帯が多いことなどから、子どもを持つ女性の有職率は45.8%(厚生労働省発表:2005年 国民生活基礎調査)と全国平均を大きく下回ります。まずは首都圏で支援制度を実施し、今後全国で学童保育との提携を広めていく考えです。 ◆ キッズベースキャンプの特長 http://www.kidsbasecamp.com/ 「放課後の時間を“消費”から“投資”へ」をテーマに小学生の子どもたちに安全な放課後を提供し、遊びや学びの体験の中から社会とつながる“生きる力”を育むことを目指す、新しいアフタースクールです。安全面を考慮した送迎サービス、従来の学童保育より4時間長い22時までのお預かりなど保護者の視点にたった独自のサービスを実施しています。 (1) 安心・安全の送迎サービス 「子どもの安全」に対するニーズに応え、学校〜「キッズベースキャンプ」〜自宅を専用車で送迎します。 (2) フレキシブルな利用ニーズに対応 ■ お預かり対象 小1〜小6までお預かり可能 ■ 利用頻度 週1〜週5まで選択可能(1日のみのスポット利用も可能) ■ お預かり時間 13:00〜19:00まで(最長22:00まで延長可能。長期休みは8:30〜) (3) 優良医療機関との提携によるメディカルサポート体制 近隣の優良医療機関と提携し、子どもの急病時は付き添い受診で迅速に対応します。 (4) 「社会につながる人間力育成」重視の多彩なプログラム 「生きる力」が身につく遊びと学びのプログラムを用意しています。 【 キッズベースキャンプ優待内容 】 ■ 特典内容 レギュラー会員入会金無料(通常料金:21.000円) スポット会員入会金半額(通常料金:10,500円) ■ 対象者:フジスタッフに登録している派遣スタッフ 【 学童保育料補助金制度 】 ■ 制度内容: 提携学童保育利用時に支払った料金の30%を補助(上限あり) ■ 対象者: 学童サービスを利用する子の学年が小学校1 年生から3年生までで、長期就業が見込まれる当社派遣スタッフ ■ 期間: 12ヵ月間 (フジスタッフ http://www.fujistaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月25日) |