「コロナ禍における仕事のストレス」調査
コロナ禍で、仕事のストレスが増えた方は54%。「販売・サービス」「医療・福祉」系職種で、コロナ対応によるストレス増が顕著。ストレス要因第1位は「職場の人間関係」。
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「コロナ禍における仕事のストレス」についてアンケートを実施し、10,740名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
<調査結果 概要>
● コロナ禍で、仕事のストレスが増えた方は54%。「販売・サービス」「医療・福祉」系職種で、コロナ対応によるストレス増が顕著。
● 現在、仕事でストレスを「強く感じる」方は43%。ストレスに感じることトップ3は「職場の人間関係」「仕事にやりがい・達成感がない」「将来のキャリアが描けない」。
● ストレスを解消するためにしていることトップ3は「好きなことでストレスを発散させる」「友人・知人に相談する」「体を動かす」。
<調査結果 詳細>
1:コロナ禍で、仕事のストレスが増えた方は54%。「販売・サービス」「医療・福祉」系職種で、コロナ対応によるストレス増が顕著。
「仕事で感じるストレスについて、コロナ禍前後で変化はありましたか?」と伺うと、54%が「コロナ禍で、仕事のストレスが増えた」と回答しました。職種別に見ると、「販売・サービス系(ファッション/フード/小売 他)」(61%)、「専門サービス系(医療/福祉/教育/ブライダル 他)」(56%)といった新型コロナウイルスの影響を大きく受ける職種で、仕事のストレスが増加していることが分かります。具体的なコメントを見ると、コロナ禍による業務量の増減・クレームの増加・感染リスクへの不安など、職種ならではのストレスがうかがえます。
一方で、「コロナ禍で、仕事のストレスが減った」と回答した方は、「クリエイティブ系(WEB・ゲーム制作/プランナー 他)」(20%)、「エンジニア系(IT/Web/ゲーム/通信)」(14%)職種で多くなりました。リモートワークで通勤・対人関係のストレスから開放されたという声が多く寄せられました。
2:現在、仕事でストレスを「強く感じる」方は43%。ストレスに感じることトップ3は「職場の人間関係」「仕事にやりがい・達成感がない」「将来のキャリアが描けない」。
「現在、仕事上でどの程度ストレスを感じますか?」と伺ったところ、43%が「強く感じる」と回答しました。年代別に見ると、「強く感じる」と回答した割合は、30代が最も大きく46%でした。仕事でのストレスを「強く感じる」「感じる」と回答した方に「ストレスを感じるのはどのような点ですか?」と伺ったところ、トップ3は「職場の人間関係」(53%)「仕事にやりがい・達成感がない」(45%)「将来のキャリアが描けない」(41%)でした。「新型コロナウイルスの影響」(※)に関する項目では、「新型コロナの影響で仕事が増えた」(18%)方が最も多い結果となりました。
(※)「新型コロナの影響で仕事量が増えた」、「新型コロナの影響で仕事量が減った」、「新型コロナの影響による急な業務変更・部署異動」の項目
3:ストレスを解消するためにしていることトップ3は、「好きなことでストレスを発散させる」「友人・知人に相談する」「体を動かす」
「ストレスを解消するために、どんなことをしていますか?」と伺ったところ、トップ3は「好きなことでストレスを発散させる」(51%)「友人・知人に相談する」(28%)「体を動かす」(26%)でした。最も年代別のポイント差があったのは「友人・知人に相談する」(20代:41%、30代:28%、40代以上:18%)でした。若い年代ほど、周りに相談することが多いことが分かります。具体的なコメントもあわせて紹介します。
【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
調査期間:2021年3月29日~2021年5月26日
有効回答数:10,740名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/6月4日発表・同社プレスリリースより転載)