fonfunとワークポート、在日韓国人向けの転職支援サービスを開始
fonfun(フォンファン/東京都渋谷区、三浦浩之・代表取締役社長)と、ワークポート(東京都品川区、田村高広・代表取締役社長)は、日本在住の韓国人ITエンジニアの人材紹介サービス(以下「韓国人IT人材ビジネス」)を共同展開することに合意いたしました。また、本日(9月10日)より、日本在住の韓国人ITエンジニア向けに、日本のIT関連の求人情報を提供する韓国語サイト『IT in Japan Job』( http://itinjob.jp )を開設します。
■ 『IT in Japan Job』について
韓国語において「IT in(アイティイン) (※1)」は「IT人」の意味であり、韓国語では広い意味でIT業種に携わっている人々の通称として使われる言葉です。『IT in Japan Job』は、日本国内のIT関連企業の求人情報を日本在住の韓国人ITエンジニア向けに紹介する韓国語サイトです。IT業界に特化した総合人材サービス企業のワークポートが常時保有する8000件以上の求人の中から、外国人応募が可能な求人案件をピックアップして掲載します。韓国人技術者をターゲットとした求人情報サイトとしては業界最大規模となります。
■ 本サービスの特長
韓国語を母国語とし、日本のIT業界での職務経験を持つ専属の転職コンサルタントが、求人紹介以外にも、日本での在留資格の相談、生活面でのアドバイスなど、安心して韓国人ITエンジニアが転職できるようサポートいたします。
■ 韓国人材ビジネス参入の背景
韓国人ITエンジニアは、日本と類似した文化を持っていることから、日本企業にも比較的なじみやすいという特長があります。さらに、高い日本語能力を持つ韓国人ITエンジニアは、即戦力としての活躍が期待され、日本企業からのニーズは年々増加しています。
また、現在日本国内に在住する韓国・朝鮮国籍の登録者は、日本在住の外国人割合では最も多くなっている(※2)にもかかわらず、韓国人をターゲットとした求人情報サイトはほとんどないのが現状です。
先般、fonfunとワークポートは、共同で中国語求人サイト『51Japan IT Work』( http://51japan.jp )を開設し中国人ITエンジニアの転職支援サービスを行っておりますが、日本在住の中国人ITエンジニアの方々に好評を頂いており、順調にサービスを拡大しているため、この度、韓国人ITエンジニア向けに同様のサービスを提供し、さらなる事業の拡大を目指します。
■ 今後の予定
当面は、韓国人ITエンジニアの人材紹介サービス、中国人ITエンジニア人材派遣・人材紹介サービスにおいて着実に実績をつくることに注力して参りますが、将来的には日本語や技術などの教育サービスも手掛けることで、より他社との差別化を図っていく予定です。
※ 1: 公式なサイト名において、「in(イン)」はハングル表記としております。
※ 2: 平成19年5月に入国管理局が発表した平成18年度の外国人登録者数は208万4,919人、国籍別の内訳で韓国・朝鮮国籍の登録者は59万8,219人で、日本在住の外国人全体の28.7%を占め、1位となっています。(法務省平成19年5月発表「平成18年末現在における外国人登録者統計について」及び「平成18年における外国人入国者及び日本人出国者の概況について」)
(ワークポート http://www.workport.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月10日)