「2021年4月入社の入社式・新入社員研修の実施方法」に関するアンケート
株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、「2021年4月入社の入社式・新入社員研修の実施方法」に関して、企業の人事担当者にアンケートを実施しました。2021年4月入社の入社式の実施方法は、「例年と同規模で、リアルで実施」が34.3%で最多。次いで、「規模を縮小して、リアルで実施」26.6%と続き、「リアル」での実施を予定している企業は60.9%となりました。2020年4月の入社式と比較すると、9.6ポイント減少しているものの、5社に3社は「リアル」での実施を予定していることが分かります。「内定式、懇親会がオンラインでの実施だったので、入社式はリアルで実施したい」「入社式は、社会人になる節目。リアルで式典として実施し、門出を祝ってあげたい」などの声が寄せられました。
(1)入社式は「リアル」での実施を予定している企業が60.9%
2021年4月入社の入社式の実施方法は、「例年と同規模で、リアルで実施」が34.3%で最多。次いで、「規模を縮小して、リアルで実施」26.6%と続き、「リアル」での実施を予定している企業は60.9%となりました。2020年4月の入社式と比較すると、9.6ポイント減少しているものの、5社に3社は「リアル」での実施を予定していることが分かります。人事担当者からは、「内定式、懇親会がオンラインでの実施だったので、入社式はリアルで実施したい」「入社式は、社会人になる節目。リアルで式典として実施し、門出を祝ってあげたい」「密を回避し、例年よりも大きな会場を借りて実施する」などの声が挙がりました。
「オンラインとリアルを組み合わせて実施」は11.0%で、「新入社員は各拠点に集まり、本社と拠点をオンラインでつないで実施する」「会場を分散し、各会場をオンラインでつなぐ」などとした企業が選択。「オンラインで実施」は6.6%で、「検討中」が10.8%でした。「検討中」とした企業の人事担当者からは、「首都圏の緊急事態宣言解除後に最終判断をする」「リアルでの実施を予定しているものの、オンラインに変更も可能なように、両方の準備をしている」といった声が寄せられました。
(2)新入社員研修の実施方法は「オンラインとリアルを組み合わせて実施」が33.6%で最多。次いで「例年と同規模で、リアルで実施」31.0%
2021年4月入社の新入社員研修の実施方法は、「オンラインとリアルを組み合わせて実施」が33.6%で最多。次いで、「例年と同規模で、リアルで実施」31.0%、「規模を縮小して、リアルで実施」13.6%と続き、研修の一部~全部で「リアル」での実施を取り入れる企業が8割に迫ることが分かります。「オンラインで実施」は7.3%で、2020年4月比9.4ポイント減少しました。
コメント:株式会社学情 営業部門担当執行役員 歌津智義
2020年4月の新入社員受け入れでは、多くの企業が研修方法の変更など緊急の対応を迫られました。実際に2020年3月・4月には、当社にも「eラーニング研修」のお問い合わせが多く寄せられ、200社以上のオンライン研修導入を支援させていただきました。「テレワーク」などの働き方の変化とともに、この1年間で「Webセミナー」「Web面接」「オンライン研修」など、採用・教育におけるリモート化も急速に進んでいます。多くの企業がリモートでの採用や教育を経験した結果、最近では「リアル」に回帰する動きが出てきています。若手社員の教育においても、「オンラインだけではモチベーションの把握が難しい」「リアルな場でのコミュニケーションがあってこそ、社会人としての自覚や、社員としての帰属意識を醸成することができると思う」など、人事担当者から「リアル」の重要性を指摘する声をよく伺います。
特に、2021年4月入社の新入社員受け入れで、2020年入社と異なる点は、選考中や内定出し後の「リアル」でのコミュニケーションが大きく減っている点です。「選考・内定式も全てオンラインで実施した」「内定者同士で顔を合わせたことが一度もない」という企業もあります。「選考や、内定者フォローをリアルで実施できなかった分、入社式や新入社員研修はリアルでコミュニケーションを取れる機会を設けたい」「オンラインでのコミュニケーションが増えているからこそ、社会人になる節目はリアルで祝ってあげたい」といった声も寄せられており、企業は感染症対策に注意しながら「リアル」でのコミュニケーションを模索している傾向です。
■調査概要
・調査対象:企業人事担当者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査日:2021年2月22日~2月26日
・有効回答数:545件
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 3月11日発表・同社プレスリリースより転載)