UIターン希望者の増加を受けて、UIターン採用を強化・継続・検討した企業は22.5%
UIターン希望者の増加を受けて、UIターン採用を強化・継続・検討した企業は22.5%。「UIターンを希望する20代が増えているこのタイミングで、採用を強化したい」との声も。
UIターンを希望する2022年卒学生・20代が増加していることを受け、「UIターン希望者の採用」に関して、企業の採用担当者にアンケートを実施しました。
株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、 UIターンを希望する2022年卒学生・20代が増加していることを受け、「UIターン希望者の採用」に関して、企業の採用担当者にアンケートを実施しました。 UIターン希望者の増加を受けて「採用を強化・継続・検討した」企業が22.5%。 UIターン希望者の増加を受けて採用を強化したとする企業からは、「新型コロナウイルスの感染が収束したら、 UIターン希望者は減る可能性もあるので、今年と来年が勝負だと思って採用活動を強化したい」などの声が寄せられました。 UIターンを希望する学生を積極的に採用する理由としては、「一度地元を離れた学生のほうが、地元の良さを実感していて、離職率が低い傾向」「地元への貢献・地域の発展のためにも、 UIターン希望の学生を積極的に採用したい」「UIターンで就職・転職した人材は、首都圏など都会で得た経験を、地元で活かしてくれる」といった声が挙がっています。
【TOPICS】
(1)UIターン希望者の増加を受けて「採用を強化・継続・検討した」企業が22.5%
(2)UIターンを希望する新卒学生を「積極的に採用したい」34.9%、「応募があれば対応したい」63.2%
(3)UIターンの採用で必要だと思うことは「UIターン希望者と直接面談できる機会」が70.3%で最多
(1)UIターン希望者の増加を受けて「採用を強化・継続・検討した」企業が22.5%
UIターン希望者の増加と、現在の採用状況の関係では、「UIターン希望者増を受け採用を開始した」1.3%、「UIターン希望者増を受け採用数を増やした」1.3%、「UIターン希望者増を受け採用を継続した」7.5%、「UIターン希望者増を受け採用を開始した」12.4%となりました。 22.5%の企業は、 UIターン希望者の増加を受けて、「採用を開始・継続・強化」していることが分かります。 UIターン希望者の増加を受けて採用を強化したとする企業からは、「新型コロナウイルスの感染が収束したら、 UIターン希望者は減る可能性もあるので、今年と来年が勝負だと思って採用活動を強化したい」などの声が寄せられた一方、「特に変化がない」とした企業からは「コロナ禍で業績が悪化しているので、新規の採用活動を実施していない」などの声も挙がりました。
■UIターン希望者の増加を受けて「採用を開始・継続・強化した」企業の声
・2021年卒採用では、 UIターンで就職する学生5名に内定を出した
・都市部の大学に進学した学生を、幹部候補として受け入れたい
・新型コロナウイルスの感染が収束したら、 UIターン希望者は減る可能性もあるので、今年と来年が勝負だと思って採用活動を強化したい
・慢性的な人手不足なので、 UIターンを希望する20代が増えているこのタイミングで、採用を強化したい
■「特に変化はない」という企業の声
・コロナ禍で業績が悪化しているので、新規の採用活動を実施していない
・コロナ禍で、採用を中断している
・コロナ禍で業績が見通せないので、採用人数が減っている。地元の学生・20代だけで採用が充足しそう
(2)UIターンを希望する新卒学生を「積極的に採用したい」34.9%、「応募があれば対応したい」63.2%
都市部の大学に進学し、 UIターンを希望する新卒学生の採用に関して、「積極的に採用したい」34.9%、「応募があれば対応したい」63.2%で、 98.1%が採用を検討していることが分かります。
■「積極的に採用したい」と回答した企業の声
・採用人数を確保するために、 UIターン希望者も積極的に採用したい
・地元の学生が少ないので、 UIターン希望者もターゲットにしたい
・地元を一度離れた学生の方が、離職率が低い傾向
一度地元の外を見たからこそ、地元の良さを再認識している人が多いと思う
・都市部での生活を経験した学生は、視野が広く、コミュニケーション能力も高い人材が多いと感じている
・学生が地元に戻り、地域の企業で働き、地域の発展に根差すことは良いことだと思う。地元への貢献・地域の発展のためにも、 UIターン希望の学生を積極的に採用したい
・UIターンで就職・転職した人材は、首都圏など都会で得た経験を、地元で活かしてくれる
■「応募があれば対応したい」と回答した企業の声
・優秀な人材であれば、地元の学生・UIターン希望者を問わず積極的に採用したい
・特別枠を設けているわけではなく、地元大学の学生と優劣つけることなく選考活動を実施している
都市部での就労経験があり、 UIターンを希望する20代の採用に関しても、「積極的に採用したい」22.6%、「応募があれば対応したい76.1%となりました。
(3)UIターンの採用で、必要だと思うことは「UIターン希望者と直接面談できる機会」が70.3%で最多
UIターンの採用にあたり、必要だと思うことは「UIターン希望者と直接面談できる機会」が70.3%で最多。次いで、「UIターン希望者とオンラインで面談できる機会」51.9%と続きます。 UIターンを希望する、学生や20代との接点を求める企業が多いことが分かります。
■調査概要
・調査対象:企業採用担当者
・回答企業所在地:(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府を除く)42道府県
北海道・青森県・岩手県・宮城県・福島県・秋田県・山形県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県・新潟県・静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・石川県・富山県・福井県・滋賀県・京都府・和歌山県・奈良県・兵庫県・岡山県・広島県・島根県・鳥取県・山口県・愛媛県・高知県・香川県・徳島県・福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査日:2020年11月12日~11月20日
・有効回答数:226件
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 12月16日発表・同社プレスリリースより転載)