「副業と本業の相乗効果を感じている」94.1%(株式会社fruor)
コロナ禍や働き方の多様化が進んだことなどを背景に、2020年は社員の副業を解禁する企業が増え、会社員の副業が広がりを見せています。キャリアカウンセリングサービス「ミートキャリア(meetcareer)」を運営する株式会社fruor(本社:東京都港区、代表取締役CEO:喜多村若菜)では、キャリアサポーター(カウンセラー)の多くが副業で働いていることから、副業についてのアンケートを行い、本業×副業の働き方や副業がもたらす効果についてリアルな声をまとめました。
<ミートキャリアのキャリアサポーターとは? >
オンラインキャリアカウンセリングやメールでのキャリアサポートを担当するキャリア支援のプロです。ミートキャリアには、人事経験10 年以上や国家資格保有などの専門性に加え、ライフイベントとの両立経験、複業やリモートワーク等の多様な働き方の経験を持つ、20代~50代のキャリアサポーター20名が全国各地からフルリモートで参画しています。
■30代の会社員副業が中心
回答したキャリアサポーターの年代は55.6%が30代、33.3%が40代です。本業は77.8%が会社員で、仕事とライフイベントの両立期である30代の会社員が中心といえます。キャリアサポーターは全員キャリア支援の実務経験者で、いわばプロの副業メンバーです。本業は「人事・採用」「人材紹介」など現職でのスキルを副業に活かしている人が66.7%。本業は「マーケティング・企画」等に就き、副業ではこれまでの経験やスキルを活かしている人が33.3%となっています。
■副業に求めるものは「チャレンジ」「スキルアップ」「やりがい」
副業を始めた時期は「1年~半年以内」(66.7%)がもっとも多く、社会情勢が大きく変化した2019年末~2020年4月頃にかけてとなっています。副業に求めるもの(複数回答)は、「チャレンジ」「スキルアップ」「やりがい」がトップ3という結果となりました。本業とは異なる仕事のやりがいを求めたり、本業ではすぐにできないチャレンジやスキルアップを副業で実現したいという意欲が伺えます。
キャリアサポーターの仕事は在宅で行うオンラインキャリアカウンセリングやメールでのキャリアサポートです。副業をする時間帯(複数回答)は、もっとも多い「平日夜間」(61.1%)に続いて「休日日中」「平日日中」(ともに38.9%)の順でした。会社勤めや子育て中であってもテレワークやフレックス等の柔軟な働き方を活かし、平日は始業前や終業後に行っています。
1ヵ月に副業で働く時間は平均13.1時間でした。本業で働く時間は1ヵ月平均140.5時間であったことから、時間数だけで比較すると本業:副業はおよそ10:1の割合です。しかし副業がもたらす効果は大きいようです。
■副業と本業には相乗効果がある
副業から得られるものは、本業にも影響を与えるのでしょうか。「副業と本業には相乗効果があると感じていますか?」という質問には、94.1%が「ある」と答えました。本業と副業が共通する職種であるかどうかや、副業に費やす時間の長短に関わらず、互いに良い影響を与え合っている実感があるようです。
<副業と本業の相乗効果をどんなところで感じるか>
・情報収集になる、人脈が広がる
・幅の拡がりがものすごいと感じている
・本業で得た知識が副業のキャリアアドバイスに役立つ。逆に、副業のカウンセリング経験が本業の市場調査の一端を担っている
・本業の人事の方からキャリアカウンセリング事業に一緒に携わってほしいと言われた
■あなたにとっての副業を一言で?
副業を始めたことで自身の生活の満足度が変わったか聞くと、「かなり上がった」が52.9%と過半数となり、「少し上がった」(41.2%)を合わせると9割以上がポジティブな影響を感じていました。
では、あなたにとっての「副業」を一言で表すと?プロの副業メンバーならではの「副業観」が伺える様々な言葉が並びました。
<あなたにとっての副業とは?>
・自分を向上させるもの
・自分自身の人生を再び切り開いていくきっかけやパワーを与えてくれる場
・自分の可能性を広げるもの
・自己実現を叶えてくれる場所
・自己研鑽!
・チャレンジ
・会社ではできないチャレンジ
・キャリアアップの為の場
・新たな視野との出会い
・新たな視点!
・人生の豊かさ
・相乗効果によりスキルアップが望める
・社会貢献
【アンケート調査概要】
対象者: ミートキャリア に副業 で参画 するキャリアサポーター
回答者: 18 名
調査期間: 2020 年 10 月 21日(水)~24 日(土)
調査方法:Web
本プレスリリースに関する詳細は、こちらをご参照ください。
(株式会社fruor 10月30日発表/同社プレスリリースより転載)