勤怠管理クラウドサービス「FX-Ware(R) Web勤怠」の提供を開始
みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:向井 康眞)は2020年9月7日より、勤怠管理クラウドサービス「FX-Ware Web勤怠」の提供を開始いたします。
働き方改革関連法の施行に伴い、労務管理において企業が果たすべき役割は、より大きくなっています。時間外労働の上限規制、前日の終業時刻からその翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保する勤務間インターバル制度、年次有給休暇の取得の義務付けなど、企業には、働き過ぎを防ぐことで、働く方々の健康を守り、多様な「ワーク・ライフ・バランス」を実現する取り組みが求められます。また、コロナ禍におけるテレワーク等働き方の多様化にも対応するうえで、業務を支える勤怠管理システムには、従業員の労働状況を把握するうえで様々な機能が必要となっています。
これらの勤怠管理に求められる機能を、当社では人事・給与ソリューションFX-Wareの新たなサービスとして提供を開始します。本サービスでは、従業員の日々の打刻情報にもとづき、月末までの残業時間をシステムが予測します。また、勤務開始の打刻時に、前日の勤務終了から適切な休憩がとられているかを確認し、不足する場合は従業員に注意を促します。休暇取得については予定を含めた取得状況の確認を行うことが可能です。これらのチェック結果は、従業員本人だけでなく、勤怠管理の承認者側でも把握可能なため、過重労働を防ぎ、健康に配慮した適切な管理を支援します。
勤怠管理は各従業員に打刻や申請を行ってもらうことが前提となるため、本サービスは、スマートフォン等にも対応し常駐先や外出先などの場所や時間にとらわれずに利用可能です。加えて、システムのTOP画面上のToDo管理画面やアラート情報によって、申請漏れや承認の遅れを抑え、各企業の勤怠管理における負担軽減に寄与します。その他、標準で安否確認機能をそなえ、緊急時の速やかな状況把握をサポートいたします。
本サービスで登録された情報は、当社の給与計算アウトソーシングサービス「FX-Ware 給与計算」に連携し、データ処理を行ったうえで給与計算の結果を利用企業にお届けします。その他、オプション機能を利用し、従業員に作業内容毎に費やした時間を記録してもらうことで労働時間の内訳を可視化し、工数管理も可能です。
みずほ情報総研では今後も、本サービスの提供をはじめとした、お客さまの業務効率の改善や生産性向上のサポートを通じ、お客さまの働き方改革推進を支援してまいります。
■機能概要
FX-Ware Web勤怠は、「打刻管理」「勤怠管理」「工数管理」の3つの機能で構成されます。また、働き方改革関連法や個別の法改正に対し、標準機能の範囲で都度修正開発を予定しています。
【打刻管理】
- 利用環境に合わせた様々な打刻(PC、スマートフォン、ICカード等)に対応。
- 出退勤の実績を端末情報や位置情報と併せて取得することで不正を防止。
【勤怠管理】
- 「勤務状況」「休暇取得状況」「ToDo」「アラート情報」「残業グラフ」などを集約したTOP画面。
- 未打刻や未承認等に対し、ユーザーが行うべきことをシステムが「ToDo」に自動表示。
- 月末までの残業時間をシステムが予測し、閾値を越えたら自動的に「アラート情報」で警告。
- 普通休暇や半日休暇、時間休暇など休暇取得状況をリアルタイムに把握。
- フレックスタイム/シフト勤務/変形労働制など、複雑な勤務形態に対応。
- 全機能をモバイル端末(スマートフォン等)で利用可能。
【工数管理】(オプション機能)
- プロジェクト別の稼働実績登録で、労働時間の内訳を可視化。
<その他の機能>
- 安否確認機能として、社員に安否状況の報告依頼メールを一斉送信し、結果を自動集計。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(みずほ情報総研株式会社 / 9月7日発表・同社プレスリリースより転載)