TDB景気動向調査 -2020年8月調査結果-
2020年9月3日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
国内景気は不透明感漂うなかでわずかな回復傾向
~ 個人消費の持ち直しに期待も、景気は横ばい傾向が続く見込み ~
- 2020年8月の景気DIは3カ月連続で前月比プラス(0.6ポイント)の29.7となった。国内景気は、緩やかに持ち直しがみられたが、わずかな回復にとどまった。今後の景気は、個人消費の持ち直しが期待されるが、横ばい傾向で推移するとみられる。
- 10業界中、『製造』や『運輸・倉庫』など7業界で前月からプラスとなったものの、全業界で40を下回る低水準での推移が継続した。また、『小売』や『農・林・水産』など3業界は悪化した。
- 『北海道』『南関東』など10地域中9地域がプラス、『九州』が悪化した。公共工事の発注や自宅内消費はプラス材料となった。他方、独自の緊急事態宣言による生産活動の抑制や、長雨と猛暑で農作物の生育などに悪影響がみられた。景況感が同一規模内で二極化する傾向も表れた。
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(株式会社帝国データバンク / 9月3日発表・同社プレスリリースより転載)