米マンパワー社、3次元仮想空間
「セカンドライフ」内にマンパワー・アイランドを創設
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(神奈川県横浜市、渕木幹雄・代表取締役社長)の親会社である米国マンパワー社(ウィスコンシン州ミルウォーキー)は、7月12日付で、米リンデン・ラボが運営する仮想空間「セカンドライフ」内に島を購入し、本社施設を含むコミュニティ(通称「マンパワー・アイランド」)を創設、訪問するユーザーに対し、世界の労働状況に関する情報をリアルタイムで発信するサービスを開始しました。
米マンパワー社は、73の国と地域における強固なグローバルネットワークを活用し、世界中のユーザーが集まり、情報共有できる場を提供します。マンパワー・ジャパンは、グローバルネットワークの一員として、積極的に「マンパワー・アイランド」へ参加し、サービスの充実に貢献していきます。また、島内では米国本社の専属スタッフをはじめ、世界中のマンパワーのボランティアスタッフが交替で24時間待機し、訪問するユーザーの仕事に関するあらゆる質問に答え、人材業界で培った知識と経験に基づいた的確なアドバイスを提供します。
さらに、島内に建設された本社のロビーに設置されたパソコン上で、ユーザーは、仮想空間においてどのような仕事があるか、どのような働き方があるかなど、マンパワーが収集した仕事に関する情報を無料でいつでも入手することができます。施設内のラウンジは、世界各国から訪問するユーザー達が出会い、自由に情報交換することができ、現実世界、仮想世界問わず、新しい働き方や仕事に関する情報発信基地でもあります。マンパワースタッフがセカンドライフで得た、ユーザーからの意見や提案を現実世界で提供しているサービスの向上に役立てます。また、セカンドライフの基本操作に関する参加型オリエンテーションも行っており、仮想空間をより深く理解するサポートをします。加えて、ゲーム感覚で楽しめる、ウィンドサーフィンやパラグライダーなど、ユーザーが訪問して楽しめる娯楽施設も併設しています。
2003年に米国にてサービスが開始された「セカンドライフ」への登録ユーザー数は、 2007年7月現在で約800万人となっており、その内日本のユーザーは約17万人に達し、今もなお増えつづけています。7月13日には、「セカンドライフ」の日本語版サイトがリニューアルし、日本語ベータ版の配布も開始したことで、今後日本の登録ユーザー数も急速に伸びていくと予想されます。
米マンパワー社は、今回「セカンドライフ」内でサービスを開始するにあたり、総合人材サービスにおける世界的なリーディング・カンパニーとして長年培ってきた、労働に関するノウハウと経験を、「セカンドライフ」内で得る情報と融合させ、より市場のニーズに合ったサービスを創出していきます。また、マンパワー・ジャパンは、米マンパワー社と共に、今後更に変化しつづけるビジネス環境を予測し、仮想世界、現実世界にかかわらず、様々な働き方を提案し、働く人々を支援していきます。
【 概要 】
■ 島名: マンパワー・アイランド
■ 開始: 2007年7月12日
■ URL: http://slurl.com/secondlife/Manpower%20HQ/104/95/28
■ 営業時間: 24時間
■ 面積: 59、440平米
(マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・8月3日)