労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)4~6月期平均
総務省は、労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)4~6月期平均の結果を公表しました。
■結果の概要
【正規,非正規の職員・従業員】
- 役員を除く雇用者5579万人のうち,正規の職員・従業員は3543万人と,前年同期に比べ30万人の増加。3期連続の増加。
非正規の職員・従業員は2036万人と,88万人の減少。2期連続の減少 - 非正規の職員・従業員について,現職の雇用形態についた主な理由を男女別にみると,男女共に「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最も多く,男性は177万人と,前年同期に比べ3万人の減少。女性は405万人と,12万人の減少。
「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした男性は107万人と,10万人の減少。
「家計の補助・学費等を得たいから」とした女性は322万人と,28万人の増加
【失業者(失業期間別)】
- 失業者は214万人と,前年同期に比べ24万人の増加。
失業期間別にみると,失業期間が「3か月未満」の者は93万人と,10万人の増加,「1年以上」の者は55万人と,4万人の増加
【非労働力人口(就業希望の有無別)】
- 非労働力人口は4204万人と,前年同期に比べ46万人の増加。このうち就業希望者は304万人と,31万人の減少
- 就業希望者について,求職活動をしていない理由別にみると,「適当な仕事がありそうにない」とした者は109万人と,前年同期に比べ11万人の増加
【未活用労働】
- 就業者6641万人のうち,追加就労希望就業者は267万人と,前年同期に比べ87万人の増加
- 非労働力人口4204万人のうち,潜在労働力人口は52万人と,前年同期に比べ12万人の増加
- 未活用労働指標の中で,最も包括的に未活用労働を捉えた未活用労働指標4(LU4)は7.7%と,前年同期に比べ1.8ポイントの上昇
※労働力調査(詳細集計)では,平成30年(2018年)1~3月期から,未活用労働指標の作成を開始したことに伴い,就業状態を未活用労働を含む区分に変更しました。そのため,「非労働力人口」等の定義は,平成29年(2017年)10~12月期までとは異なります。詳しくは未活用労働指標の解説を御参照ください。
<連絡先>
統計局統計調査部労働力人口統計室
審査発表第一係・就業動向指標第一係
担当:課長補佐 宮下
就業動向指標第一係長 安武
電話:03-5273-1162
FAX: 03-5273-1184
E-mail:l-shinsa1_atmark_soumu.go.jp
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(総務省 / 8月11日発表・報道発表より転載)