TDB景気動向調査 -2020年7月調査結果-
2020年8月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
一部で持ち直しの動きも、厳しい経済状態が継続
~新型コロナウイルスの感染再拡大による経済停滞が最大の下振れリスク~
<調査結果のポイント>
- 2020年7月の景気DIは2カ月連続で前月比プラス(1.5 ポイント)の29.1となった。国内景気は、一部で持ち直しの動きがみられたものの、厳しい水準での推移が続いた。今後の景気は、経済活動の再停滞が最大のリスク要因となるなか、低水準での推移が続くとみられる。
- 10業界中、『製造』や『建設』など9業界でプラスとなった。景況感の悪化に持ち直しの動きがみられたものの、全業界で40を下回るなど低水準での推移が続いた。『金融』は3カ月ぶりに悪化した。
- 2カ月連続で全10 地域が持ち直した。地域間で人の移動が増えたほか、自宅内消費の拡大にともなう販売増加や、製造業の生産再開などがプラス要因となった。新型コロナウイルスの感染が広がりをみせるなか、一部地域では令和2年7月豪雨の影響も表れた。「大企業」「中小企業」「小規模企業」は2カ月連続で持ち直し。
<お問い合わせ先>
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(株式会社帝国データバンク / 8月5日発表・同社プレスリリースより転載)